春の電車祭~京阪大津線ミニミュージアム 大津パルコにて開催
2010年3月10日から28日までの間、大津パルコと共催、大津市歴史博物館
の協力で、京阪電車開業100周年記念、大津線ミニミュージアムが
入場無料で開催されています。
大津パルコでは3月19日から28日まで鉄道模型マーケットとして
新品や中古品などの様々な鉄道模型の販売、模型体験運転などが
出来るイベントが予定されています。
この「春の電車祭」イベント。
京阪電車の駅や電車の中に開催をお知らせするポスターが
掲示されています。
大津パルコの外壁にも大きな垂れ幕が掲げられています。
かなり遠くからでも目立ちます「春の電車祭」
訪れたくて仕方なかったのですが、ようやく、やっと
大津線ミニミュージアムへ向かうことが出来ました。
ところで、
いつも、このようなイベントを紹介するのに私自身迷います。
これからどんな展示物があるのか楽しみにされている方々へ
中身が分かってしまうのと、
様々な事情でイベント会場へお越しになれない方へ展示内容、
会場の雰囲気をお知らせしたいという
という点で板ばさみになってしまいます。
これからさき、イベント会場 大津線ミニミュージアムの展示に
ついて紹介します。ご覧になられる方は続きをどうぞ。
随分と長い記事になっています。
3月10日から28日まで大津パルコ(京阪石場駅もしくは京阪膳所駅下車)
にて開催されている京阪電車開業100周年記念、大津線ミニミュージアム。
大津パルコ4階の催し物会場にて行われています。
会場内には、京阪電車の2010年3月5日付け発表資料の通り
・京津電気軌道(大正時代)の写真
・「びわこ号」精密模型・関連写真
・パンタグラフや行先表示器
・貴重なヘッドマークなどの実物
・実物シートを使用した車内風景
・800系(京津線運転車両)本物運転台によるHOゲージ運転体験
・大津線クイズ(正解者には粗品を進呈)
といった展示があります。
また、同じ会場内には、「電車と青春 21文字メッセージ 2010」
2010年3月7日から2010年版の運転を始めた石坂青春号の
入賞作品や、過去の入賞作品などを紹介するパネル展も併設されています。
前置きが随分と長くなりました。
大津パルコの4階へエスカレーターであがると、早速、ミニミュージアムの
お知らせが見えてきます。
ミニミュージアム会場の入り口ゲートです。
いきなりパンタグラフに目を奪われます。
左手のパネル展示は、石坂線21文字メッセージの記念展です。
過去の入賞作品から今年2010年の作品。石坂線青春号の副票が
飾られています。
石坂線21文字メッセージを見ていくと、次に見覚えのある
深いグリーン色の電車の座席が見えます。
京阪電車の制帽がおいてあり、記念撮影コーナーとなっています。
車内の再現を目指していて、つり革、日よけ、車内広告なども
展示されています。
見上げた先には扇風機もあります。
こんなところで、まさか扇風機と再会できるとは思いませんでした。
扇風機との再会に感動を覚えつつ、展示の見学を進めます。
奥には、京阪電車の昔の写真、様々なものが展示されています。
この写真コーナーの一角で、先日紹介したびわこ号のビデオが上映されています。
このビデオは、60形63号車、びわこ号を大津へ呼ぼうという市民活動の
一環として製作されたものです。様々な方々がびわこ号への想いを語られて
いる内容です。
びわこ号のビデオをみて、写真を一枚一枚、鑑賞してようやく次の展示へ
向かいます。
次のコーナーでは京阪電車大津線に関するクイズが出題されています。
13問中、4問正解すると毎日先着10名に記念品がいただけるようになっています。
意外と、というか私は車輛の知識にかたよっているからか、はて?と
考え込む問題が数多くあります。
私の成績は13問中7問正解。自信を持っていた回答が間違っているところも
あり、ちょっとショックを受けました。
クイズ問題コーナーの隣に、精密模型「びわこ号」の展示です。
寝屋川車輛工場の一般公開のときに食堂の展示コーナーで
ガラスケースの奥にいつも飾ってあるびわこ号のプレートも
一緒に飾られています。
びわこ号の模型です。
このびわこ号、61号車です。
模型製作にあたられた製作所のプレートも
見ることが出来ます。
びわこ号のプレート。美しく輝いています。
さて、このびわこ号の前にはミニ京阪電車が展示されています。
800系、700形と大津線感謝祭で活躍する電車です。
会場の中央にはプラレールとNゲージで石山寺駅を再現した模型が
展示されています。
電車のレールの下にあるバラスト(敷石)をペイントした
置物がありました。
写真を撮る前には800系プラレールが目の前を通過していきます。
石山寺駅の模型です。
このプラレール展示コーナーの中央には、Kマークのプレートが
存在感を示しています。
ここまで来て、ようやく大津線ミニミュージアムも終盤です。
800系運転台を使って鉄道模型の運転を体験できるコーナーです。
本物の800系運転台とまったく同じです。
会場内で写真をとっていると、京阪の社員のかたから「模型を運転しませんか」
とお声をかけていただいたので、ご指導の下、模型運転を体験しました。
ご指導のなかでは、電車でも停車するときには段階的に緩めていく
ブレーキ操作に、「模型でも同じなのか!」とちょっと感動しました。
会場には、ちょうど真ん中の柱があるスペースにブースがあって
係りの方がミニミュージアム会場につめておられます。
会場内、これまで紹介してきた展示以外にも貴重なヘッドマークなどが
展示されています。
これまでで、ようやく大津線ミニミュージアムの展示を見終わりました。
会場の出口です。
さて、このイベントに合わせて同じ大津パルコ5階にある紀伊国屋書店にて
電車と青春 21文字メッセージ 2010~初恋・親子・ひとりたび~の
書籍を購入すると、石坂青春号のペーパークラフトがもらえたそうです。
すぐに5階へ行って書籍を購入しましたが、ペーパークラフトの配布が
終わっていたようで手に入りませんでした。とても残念です。
随分と長くなりましたが、3月10日から28日まで開催されている
大津線ミニミュージアム、展示会場の様子を紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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コメント
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こんばんは。
私も土曜日にミニミュージアムに行ってきました。
たけひろさんの先日の記事で、
びわこ号を大津へという動きがあることを知り、
会場で上映されているビデオを興味深く見て来ました。
工場が公開されるとき以外は工場内で日の目を見ず
保管されているびわこ号、もったいないので、
是非大津に帰ってきて欲しいですね。
高校時代、通学時に普通に見ていた扇風機も
懐かしい代物になってしまいましたねぇ・・・
投稿: かずゆき | 2010/03/15 23:37
かずゆきさん こんばんわ。
いつもありがとうございます。
びわこ号、ビデオ上映の目的は
「昔、こんな電車が走っていましたよ」と
びわこ号をもっと多くの方々に知っていただければ
ということであったそうです。
ビデオの中に出てくる9003編成のパステルブルー
の車体が出てくるシーンが収録されているなど、
最後まで気が抜けない上映でした。
電車の扇風機、
エアコン完備の今の京阪大津線車輛をみると
もう、歴史の1コマになってしまったようです。
260,300,350形の形見、忘れるわけにはいきませんね。
投稿: たけひろ | 2010/03/16 22:14