梅小路蒸気機関車館~ 蒸気機関車の頭出し展示
2011年の1月4日から10日まで梅小路蒸気機関車館にて保存されている
機関車が扇形車庫から数m前進して展示されるイベントが行われています。
また、1月30日まで
資料展「特急『つばめ』80年の軌跡」も開催されています。
よろしければ続きをどうぞ
季節柄、受験生への合格祈願グッズが梅小路蒸気機関車館でも配布されるとの
新聞記事を見つけて、少し気になったので蒸気機関車館のHPを見てみると、
機関車の頭出し展示の事を知りました。
思うところあって、夕方近くになって蒸気機関車館へ向かいます。
連休中ということもあって入館券を買うのにも少し待つほどでした。
私ははじめて見る機関車の頭出し展示です。
静態保存機もズラッと前に出ています。
C1164からB2010まで見事でした。
夕方近くになって蒸気機関車館を訪れるのには訳あって、
夕日が機関車に降り注ぐのを見るためです。
あいにく、雲が多かったので、日がさしてもすぐに隠れてしまう天候でした
ので、根気よく待つほかありません。
機関車の気になる部分を撮影して行きます。
夕日にナンバープレートが映えるところがとても気に入っています。
よく、美しく磨かれているからこそ、夕日に映えるのだと思っています。
新春の干支のヘッドマークが取り付けられています。
こちらは英国国立鉄道博物館との姉妹提携10周年のヘッドマークです。
いつもは建物の中に隠れてしまって、やや存在感が薄れてしまう感あるのですが
やっぱり外に出てくると迫力は違います。
さて、ここで普段とは少し違う扇形車庫の内部の様子です。
本来なら、機関車の煙突部分に覆いかぶさる傘も今日は少し違うところに
あります。
梅小路機関車館が現役の梅小路区であった頃にはこの煙突の傘も
すべての線路についていたのでしょう。取付金具の名残がみられました。
また、ここで懲りずに夕日の当たる機関車を見続けます。
写真を撮っているうちに、今日のSLスチーム号が運転を終えて機関車が
整備のために転写台へ移動してきました。その後、灰を落とすために
作業線へ転線します。
灰を落とす作業に入る機関車。今日のSLスチーム号はD51200でした。
機関車の周りには大勢の方が集まってこられます。
蒸気機関車はやっぱり煙あってものです。
機関車としてはひとり、離れたところにさびしく止まっていた8630
生きている機関車の証として建物が煙ですすけています。
さて、最後にC622のナンバープレートです。
いつもは建物の中で窮屈そうに見えていた機関車が威風堂々とみえた
機関車頭出し展示でした。
最後までご覧頂ありがとうございました。
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» 梅小路機関車庫(3) 扇のなか [近代建築青空ミュージアム]
車庫の中、機関車のあいだに、上れば機関車を上から一望できる見晴らし台があります。
ここから眺める機関車は圧巻です。
私にとっては車庫の全体を眺められる展望台であり、、天井を手が届きそうな位置でみることができるすてきな場所でもありました。
この見晴台からの写真をご紹介します。
見晴台から機関車へわたることができます。
迫力ある機..... [続きを読む]
たけひろさん、こちらの記事にも感激です。
今日まで、行く機会をうかがっていましたがついにかないませんでした。
見せてくださって感謝です。
みんなとてもうれしそうですね。
どうやって機関車をひっぱるのかな…など考えていました。
見ているうちに涙が出てきました。
鉄道、建築、歴史、文化…いろいろな世界にとって、ここは夢の世界ですね。
8630号大好きです。鐘の音色がなんともいえません。
車庫のひみつも教えてくださってありがとうございます。
TBさせていだだきます。心から感謝します。
投稿: kayo | 2011/01/10 23:59
kayoさん こんばんわ。
いつもコメントくださってありがとうございます。
機関車の頭出し展示、私ははじめて訪れました。
その迫力にとても感動しました。いつもは機関車の前に
置いてある小さいお友達向けの「きかんしゃにのぼらないで」との
注意看板も置いてなく、機関車が堂々と胸を張っているように
思えて、うれしかったです。
8630機関車も随分と長く活躍していますね。
元気に走っている姿を見るとこれまたうれしくなります。
また折を見て梅小路に通いたいと思います。
投稿: たけひろ | 2011/01/11 22:20