京阪大津線感謝祭2011 いってきました。
2011年11月3日。今年も京阪大津線の感謝祭が開催されました。
朝から好天に恵まれて、開門前から大勢の方がつめかけて
いらっしゃいました。
今年は体験できるイベントがパワーアップされた大津線感謝祭、
出かけてきましたので、その様子をお届けしたいと思います。
よろしければ続きをどうぞ
京阪大津線感謝祭。今年で9回目の開催となります。
毎年参加されるお客さんが増えていることを肌で感じます。
さて、昨年より行われるようになった
お子さんによる感謝祭一日駅長さんとテープカット。
好評のようで今年も行われました。
会場最寄の近江神宮前駅には開門10:00のところ少し早めに到着すると
セレモニーの準備中でした。
保守作業用のトラックが来て、スタッフの皆さんが見守っているなと
思っていたら、感謝祭の看板取り付けが行われています。
準備のさなか、事務所前では一日駅長さんの任命式が始まりました。
続いて、テープカットが行われます。
開門の10時を過ぎると、近江神宮前駅で下車されるお客さんが多く
なってきました。
感謝祭への入場待ちの列も大変長くなっていて、駅からかなり遠いところ
間で続いていました。こんな光景は初めてです。
急いで入場することも無かったので、駅の外まで続いていた列が
なくなる頃合いをまって入場します。
いろいろとご挨拶をさせていただきながら、真っ先に向かったのは
大津線100周年にむけての歩みを振り返る写真展示です。
お知らせ看板も撮って記録に残しておられた先人に
感謝の気持ちでいっぱいです。
大津線関連の歴史年表とその時々の写真の展示です。
京津線の車両史では重大な出来事であった四宮車庫の火災。
詳細なレポート記述です。
「急電」という本、私が大学生のときに在籍してた鉄道研究部の顧問の
先生に見せていただいて以来の再会です。
こちらは国鉄浜大津貨物駅へ向かう蒸気機関車の新聞記事。
おでんde電車のインテリアの一部として飾られていたのを見かけたのですが
そのときは詳しく写真に撮れなかったので、ここでの再会はうれしい限りです。
いまでは、当たり前になった電車の冷房完備。
大津線では昭和59年に600形電車から冷房車が登場しました。
つづいては駅の変遷の展示が並んでいます。
ここでの写真パネル展示は、私の記憶を正していただき、足りていない
ところを教えていただけたとても貴重な展示でした。
続いて見かけたのは、京阪電車大津線のラッピング電車に携わって
いらっしゃる学校のひとつ「成安造形大学」ののぼりです。
パネル展示が行われていました。
小さいお子様向けにペーパークラフトとともにラッピング電車を作ろう
という体験型のイベントが開催されていました。
窓の外から、ペーパークラフトを眺めます。
次は、プラレールのイベント。
どこの駅に着くかでプレゼントがもらえるものです。
もちろん、京阪電車のプラレールも走っています。が、
私がプラレールで遊んでいたときからある電車も走って
いました。
車庫の奥へ進んでいくと、軌道用自転車を改造した「電チャリ」が
体験できました。
この場所に来ると、今年の洗車体験で使われていた電車と運転体験に
使われていた電車の番号が分かりました。
洗車体験は800系でした。
運転体験は検査を終えてピカピカになっている700形でした。
さて、次の目的地へ向かおうとするとこちらは休憩所となっていて
おいしそうなにおいが漂っていました。焼きおにぎりを買って今日の
お昼ごはんとなりました。
バルーンアートもこちらで行われています。
お店の看板代わりか?トーマスのバルーンが秋の空に高々と
上がっていました。
ここにも毎年恒例の綿菓子さんが出店しています。
検修庫の中も警報機などの音が鳴り響いています。ここに写真展示が
行われていました。
機器展示とこちらはコアなファン向けの展示もあります。
コンプレッサの展示です。602号車用に見受けられましたが、
601-602号車は営業運転に出ており、「はて?」と首をかしげています。
ここまで見てやっとふりだしに戻って、こちらも昨年より参加されて
いらっしゃるm-fat(モファ)のみなさんによる体験型のイベントです。
みんなのお絵かきコーナーになっていました。
廃材アートというもあって、ふすまが電車のボディになっていました。
でもちゃんと京阪電車になっています。
もうひとつは碍子をつかったペイントです。
カラフルな碍子が並んでいます。
建物の上部には、まだ現役で活躍している碍子があり、下には
お勤めを終えて、アート作品になった碍子があります。
さて、m-fat(モファ)の皆さんは石坂線文化祭にも携わって
いらっしゃって、顔出しパネルも昨年同様、今年も新作が加わって
いました。
しばらくこちらでお世話になって、また再び感謝祭を見て回ります。
昨年は売り切れて買えなかったミニ電車焼き。
無事に買えました。
1個100円です。
80形82号車は今年はうちわが飾られていました。
このうちわ、京阪浜大津駅にまだ売店があったころに、その売店で売っていたのを
買ってきたことを思い出しました。
今年から加わったイベント。作業車のクレーンを使ったUFOキャッチャーです。
ちょっとみていましたが、なかなか上手に操作していらっしゃいました。
きかんしゃトーマス号はこちらも今年から加わったイベントして
運転席に座ることのできる体験スポットになっていました。
電車の運転体験と違って、抽選ではないので人気が高いのか
開場すぐから長い列になっていました。
きかんしゃトーマス号の裏手に検査用仮台車のKD204がならんでいます。
しばらくこの台車を眺め、在りし日の姿を思い浮かべていました。
ミニ京阪電車、きかんしゃトーマス号も元気に走っていました。
さわやかな秋晴れ、といっても今日はちょっと暑いぐらいの気候の中
気持ちよくトーマス号はお勤めを果たしていました。
バラストを使ったストーンアートも今年も行われています。
そろそろ会場をあとにしようと思ったところ、昨年まで気が付かなかった
ものを見かけました。
1435mmの基準となるものでしょうか?
今年も新しい発見があり、いつもお世話になっている京阪電車と電車の
安全運行に携わっていらっしゃるスタッフの皆様へ感謝の気持ちを
心の中でつぶやきつつ、会場をあとにしました。
次はこの京阪電車大津線感謝祭の共催として行われる
浜大津駅のコンコースにて開催されているコンサートを見に行ってきます。
午前と午後の2回にかけて2組ずつのグループが演奏を行うものです。
午前の部は私は感謝祭にいてみること叶わなかったので午後の部をみて
きました。
大津シンフォニックバンドの皆さんです。
午後の2組目はレイクサイドウインドオーケストラの皆さんで
こちらは大所帯での演奏でした。
演奏の曲目のひとつにNHK大河ドラマ「江」のテーマ曲があって、
びわ湖湖面を眺めながら聞くのは感動しました。
さて、大変長くなり読んでくださっている方もいつ終わるのかと思われるような
ブログ記事となりましたが、この辺で2011年の大津線感謝祭の記事を
終えようと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
大津線感謝祭に携わっていらっしゃる皆様、お疲れ様でした。
楽しいひと時を過ごさせていただきありがとうございました。
来年も楽しみにしております。
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5年位前に一度お邪魔させてもらったのですが、随分と内容が濃くなっていて盛りだくさんになっているんですね。 人の多さにもびっくり。。
京阪電車の歴史や、駅についてのパネル見たかったなぁ。
前日と前々日は、大津百町写真館の方に行きましたので京阪電車のお世話になりましたが、ラッピング電車や、装飾電車?をいろいろ見て、京阪電車大津線も頑張って元気になったなぁ。。 この運転間隔の短さも、元気になった要因のひとつかもしれないなぁと思いました。
投稿: yume | 2011/11/04 21:09
yumeさん いつもコメントありがとうございます。
京阪大津線の感謝祭も年々来場されるお客さんが増えてきて
います。
たくさんの方が楽しめるイベントとして愛されているのだなぁと
思っています。
石坂線にはいろいろなラッピング電車があって皆さんの関心も
あるでしょうし、少しずつ元気になっていく様子を見ていくのは
こちらもうれしいです。
投稿: たけひろ | 2011/11/06 09:47