京阪京津線 台風18号の災害復旧を終えて2013.9.29営業再開へ
2013年9月16日の初発より台風18号の襲来により
運転を見合わせていた京阪京津線。
2013年9月29日の午後1時より確認のための
試運転列車の運転を行い、午後5時より
京津線内、御陵~浜大津間で営業を再開しました。
9月29日の営業運転終了後、
京都市営地下鉄との乗り入れ設備の点検、確認を行って
9月30日の初発より京阪京津線は完全に復旧します。
試運転の様子、営業再開の様子について
ご紹介します。
よろしけれは続きをどうぞ
9月29日朝の京阪浜大津駅の切符券売機。
振り替え輸送の注意案内が表示されています。
京津線不通、振り替え輸送の案内です。
先週見たときは気がつかなかったのですが、列車代行バスの
時刻表が掲示されていました。
代行バスの時刻表の下に、2013年9月29日の京津線運転再開
見込みの案内が掲示されています。
午前中に錦織車庫に向かうと、京津線800系車両の入換が
行われていました。
工場からは、保線に携わる係員さんのミーティングが
行われていて、続々と工務部のトラックが出動していきました。
京津線不通の期間、代行輸送を支えたバスも9月29日の午後6時で
最終と発表されています。
試運転列車の運転まであと1時間あまりとなった
京津線。
先の台風18号被害が大きかったところを見ていきます。
蝉丸神社付近。
上関寺国道踏切付近。
堆積した土砂をダンプカーにて搬出する作業箇所
となっていたところも線路が復活しています。
京津線列車代行バスが通過していきます。
これらの標識は改めて復旧されるのでしょう。
国道1号をはさんで少し京都寄りの様子です。
念仏寺踏切より。
列車の試運転を前に最後の確認でしょうか。
氾濫した吾妻川です。
川床が綺麗に見えています。
運転再開を待つ京津線。
列車が通らなくなって輝きを失った線路に
これから再び列車が通ります。
京津線列車代行バスがこの地点で
浜大津行きと山科行きがすれ違います。
係員さんの皆さんがミーティングが終わって、持ち場へ向かわれます。
待つことしばし。
ピィーという笛の合図と共に、踏切警報機が作動し、逢坂山を下って
来る列車の音が耳に伝わってきます。
本当にゆっくりとした速度で試運転の初発列車が安全を
確かめながら通過していきます。
このときほど踏切警報機の音が、車両の車輪とレールが
きしむ音が頼もしく聴こえたことはありません。
試運転列車が通過していきます。
試運転の初発列車は、四宮発浜大津行き。
折り返してくる列車を待ち構えます。
線路の端で見守る係員さんが運転士さんへ合図を
送っています。
試運転列車がやってきます。
土砂の堆積が一番ひどかった区間を駆け抜けていきます。
ひとまず四宮~浜大津間で試運転列車が1往復しました。
旧国鉄逢坂山トンネルからの湧き水が流れる水路
を跨ぐ線路。
か細いですが車輪が通ったあと、輝きを取り戻します。
係員さんが再び配置につかれたので2列車目の試運転列車を
待ち構えます。
京都方面から来るものばかりという先入観で待っていると、
浜大津から試運転列車がやってきました。
これにはびっくりしました。
四宮では車両の留め置き線が満線になるほど列車が
止まっていたと思っていたからです。
列車の通過をいろいろな方が見守ります。
2本目の試運転列車が通過したあと、しばらくして試運転初発列車
だった車両が再び通過していきます。
係員さんの運転士さんへの合図が行われます。
そうして、試運転列車が今度は若干速度を上げて通過して
きました。
これで、この現場から離れます。
私にとっては京津線列車代行バスの最後の乗車になりました。
バスの車内から、京津線試運転列車が見えました。
たくさんのお客さんを乗せたバスが山科駅に到着します。
これまで、代行バスの添乗には運転士さんがいらっしゃいましたが
このバスは助役さんが乗られていて、たまたまおなじバスに
乗っていらした運転士さんは四宮駅で下車されていかれました。
列車の運転再開が近い事が感じられました。
私にとっては最後の代行バス乗車。
これまでありがとうございました。
山科についてからはどうしたものかと思いましたが、
四宮駅へ徒歩にて向かいます。
まだ、駅は閉鎖されたままでした。
試運転列車もまもなく勤めを終えようとしています。
浜大津方から試運転列車が到着しました。
待っているうちに16:45。四宮駅の切符売り場のシャッターが
開き、駅業務が再開されました。
改札を通ってホームへ向かいます。
営業再開は、四宮発御陵行き、四宮発浜大津行き列車と
発表されていたので、「御陵」という表示の列車が
止まっていると思ってみたら、びっくりしました。
はじめてみる京津線800系用の運行標識板です。
9月29日は臨時ダイヤでの運転なのでこのような
表示になるそうです。
側面も「臨時」表示です。
続いて、四宮発浜大津行きの初発列車となる車両も
ホームに入線してきました。
私は、四宮発御陵行きの初発列車に乗ることにしました。
四宮駅では、ホームに駅員さんや係員さんが皆さん出ていらして、
初発列車の出発を見送っていらっしゃいました。
留め置き線では、次の列車の入換が行われていました。
2013.年9月29日中は京都地下鉄線との
乗り入れ設備の確認は、地下鉄線の営業終了後に
実施されるとの事で、列車は御陵で折り返します。
四宮から御陵へ。御陵から出発して京阪山科へ
向かうところの記録です。
四宮駅に到着すると御陵行き列車とすれ違いました。
京津線列車で浜大津へ。
折り返し線に800系が戻ってきました。
浜大津駅の京津線臨時ダイヤのおしらせです。
お客さんの待つホームに京津線列車が入ってきます。
ホーム上は御陵行きの案内が表示されていました。
列車は「臨時」です。
信号待ちをしている間に運転室モニターをみてみました。
浜大津駅に京津線が戻ってきました。
歩いている途中に私が見るのは最後かもしれない
京津線列車代行バスが通っていきました。
もうすっかり暗くなりました。
大津の街の夜に京津線が帰ってきました。
このブログはこれで書き終わりますが、このあと地下鉄線との
乗り入れ設備の確認など、完全復旧までにはあと少しの作業、
これまでの復旧作業に当たってこられた皆様、本当に
ありがとうございました。お疲れ様でした。
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