京阪京津線 2013年台風18号の災害復旧~バス代行輸送
2013年9月15日夜半から16日にかけて台風18号襲来に
伴い、不通区間のある京阪京津線は懸命な復旧作業を
続けていらっしゃるところです。
2013年9月23日現在、京阪浜大津~京阪山科間で
代行バス輸送がおこなわれています。
JR線での振り替え輸送も
湖西線:比叡山坂本~山科
琵琶湖線:石山~山科
でおこなわれています。
2013年9月22日に代行バス輸送の様子を見てきました。
よろしければ続きをどうぞ
2013年9月17日より代行バス輸送が行われている
京阪京津線。
大津線の各駅にお知らせが掲示されています。
駅の券売機にも注意書きが表示されています。
浜大津駅の改札です。
浜大津駅 京阪京津線代行バスのりばへの案内です。
上栄町・大谷・追分・四宮・京阪山科の各駅の
バス停案内です。
代行バスのりばは、浜大津バスターミナルです。
私が訪れた時間は、帝産バスでした。
バスで発車を待っている間に、石坂線の列車がやってきました。
石坂線からのお乗換えのお客さんを待って、代行バスは
出発しました。
上栄町駅です。(駅の様子は9月21日に撮影しました)
バスのりばへの案内です。
閉鎖されているホームへの階段です。
代行バス車内からみた、上栄町駅の浜大津方面行き
バスのりばです。
バスは国道161号から国道1号線を走ります。
道路付近の山から土砂崩れがあった現場に差し掛かります。
土嚢とブルーシートが掛けられる作業がおこなわれています。
大谷駅です。
駅での代行バス乗り場の案内です。
大谷駅、浜大津方面行きのバスは大谷踏切、歩道橋のしたあたりです。
山科方面行きのバスのりばは、道路の反対側、
自治会館のあるところです。
代行バスは大谷駅を出発。
NHKの全国ニュースの映像で、京阪京津線の車両が
この辺りで2列車取り残されているのを見たときには
言葉を失いました。
次は追分駅。
追分のこの地下道も流入した川からの水によって
水没してしまったそうです。
9月22日現在でも排水ポンプによって水の排出が続けられて
いました。
浜大津方面へのバスのりば。
ちょうど、代行バスが到着しました。
山科方面へのバスのりばです。
バス車中からみた、山科行きバスが停車する様子です。
次は四宮駅です。
バス停は三条通りにもうけられています。
写真での紹介の順番は入れ替わっていますが、
実際にはまずは浜大津から京阪山科までバスを乗りとおしました。
乗ってきたバスが京阪山科に到着しました。
折り返しすぐに浜大津行きのバスになります。
お客さんがたくさん乗車されます。
キップも、バスのりば近くで係員さんがいらっしゃって
そこで買い求めます。
バスの発車を見送って、私は京阪山科、御陵駅を見に行きます。
京阪山科駅。
バス代行輸送をお知らせする掲示です。
京都市交の地下鉄東西線、山科駅へ向かいます。
地下鉄で御陵駅へ。
2番線、4番線のりばが京阪京津線用ですが、
列車が運休しているお知らせが立っていました。
御陵駅の改札です。
御陵駅にある京阪大津線用のキップ券売機も
使用停止されています。
御陵駅の地下鉄東西線、運転再開のお知らせ掲示です。
御陵からは京阪山科へ徒歩にて向かいます。
御陵駅の地下3階が水没するほどの水が浸入したと
いわれています。
この付近では、信号設備の灯火が点灯しているのに
気がつきました。(9月22日現在)
安祥寺川に沿って歩くと、橋が崩落していました。
京阪京津線の鉄橋はすぐ上流にあります。
枕木の上まで浸水した痕跡がありました。
御陵から京阪山科を越えて、四宮まで夢中で歩き続け
ました。
途中で踏切設備の点検をされているところを見かけました。
四宮駅。9月22日現在、四宮から三条方は信号、保安設備の
電気が灯っている状態でした。
一方、浜大津方は信号などは消灯している状態です。
四宮の車庫内でも土砂の搬出が続けられていました。
作業車が泥水のなか作業された様子が生々しく残っています
四宮駅から、代行バスのりばへ向かうと、すぐにバスがやってきたので
乗って、追分駅で下車しました。
線路脇の小川、こんなに綺麗だったかな?と
首をかしげて写真を撮りました。
以前見たときはこんな様子でした。
歩いてすぐに状況は一変しました。
橋から先、山科側が土砂崩れなどが発生しています。
追分駅のバスのりばへの案内。
バスを待つお客さんや係員さんは歩道橋したの日陰に
入っていらっしゃいました。
ここでも線路上には作業車が入っていました。
追分から大谷まではまた歩くことにします。
台風の被害の惨状を忘れさせるような綺麗な
花が咲いています。
途中ではトラックの荷台から土嚢を積み降ろしている様子を
見かけました。
道路はもう、元の通り車の通行が再開されていますが、
まだ沿道には土砂が流失した跡があり、水が流れ続けて
います。
この場所もまだ水が勢い良く流れ出しています。
ここで、浜大津行きの京津線代行バスが通っていきました。
大谷駅へ到着。
ここで、浜大津行きのバスを待つことにしました。
大谷駅では助役さんが手旗信号で、代行バスの運転士さんへ
停車の合図を示されています。
今度は上栄町駅で下車。
ここで、いったん京阪京津線から離れて、夕方に
また戻ってきました。(途中で、お墓参りにいったら
霊園の裏山が崩れていました。自宅のお墓は無事でした。)
JR湖西線から見た四宮車庫に収容されている
京阪京津線車両。
JR山科駅の京阪京津線不通のお知らせです。
もう一度、最後に京阪山科から浜大津まで、代行バスを
乗りとおしました。
バスが山科駅に到着します。
乗車します。
復旧に携われる方への感謝の気持ちで
胸がいっぱいになります。涙が流れてきます。
代行バスとすれ違います。
まもなく浜大津駅です。
浜大津駅に到着。
不眠不休で災害からの復旧を目指されている皆様に
感謝しても仕切れないぐらいですが、私に出来るのは
電車に乗ることしかできません。
皆様が目指されているように一日も早く普段の京津線に
戻ることを願っています。
2013年9月21日と22日の京阪京津線代行バス輸送の
様子でした。
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