京阪大津線感謝祭2014に出かけてきました。
2014年11月1日。
京阪電車の近江神宮前駅に隣接する錦織車庫にて
大津線感謝祭が行われました。
電車の運転体験やいろいろと電車に触れ合える一日。
今年はあいにくの雨となってしまったのですが、
それでも多くのお客さんが来場されていました。
よろしければ続きをどうぞ。
私は今年は都合でお昼から会場へ向かいました。
会場が開くときには一日駅長さんがテープカットされている
はずなんですが、今年は見ること叶わず。
受付のところでは会場案内図と大津の京阪電車を愛する会が
発行する大津けいはんタイムスの2014年版が配布されています。
今年はポスターとおなじロゴとなった感謝祭の看板が迎えてくれます。
大津の京阪電車を愛する会とびわ湖大津観光協会が後援になっている
ことをここで知りました。
飲食ブースにミニ京阪電車のりばはこちら。
ミニ京阪電車は午前中は雨天だったので、午後から走ったそうです。
飲食ブースでは暖かい食事が提供されていました。
つり革の制作コーナー。バラストの石にペイントするコーナーもあったのですが
写真撮り忘れました。すいません。
大津線の感謝祭では大きな見所のひとつ。
電車でゴーとして車庫内を実物の電車を運転できる
催しがあります。
毎年抽選で、人気も高く当選するのは難しいそうです。
次は部品グッズ販売のブースへ。
でもその前にある、制帽・制服を着用しての記念撮影コーナー。
美しい状態に修復された81号車のカットモデルに目を奪われました。
三条―四宮の運行標識板もより一層魅力を引き立てます。
美しい81号車を目に焼き付けて今度は部品販売ブースへ
つい先日まで活躍していた京阪山科駅の表札。
色が京都市の新しい条例では良くないらしく交換されたそうです。
運賃改定があったので、駅、定期券売り場かな?そこに掲示されていた
運賃表などの品物などがたくさん販売されていました。
京阪大津線のラッピング電車。いろいろと走ってきたラッピング電車の前面を
飾ってきた副標もたくさん商品になっています。
テーブルの上には、今年初めて見るようなプレートも
販売されています。
私にとっては京阪大津線の準急は今なおはっきりと覚えていますが、
急行は物心ついたときにはなくなっていました。
丸い準や急のプレートは、何の品物だったのかは聞きそびれました。
今年、私が買い求めたのはこんなパーツです。
工場の人をもってしても、今となっては何の何かは分からないという
ものだそうです。とはいえ、書いてある文字からなんとなく想像して
もう残り少なくなっていた中からピックアップしました。
続いては修繕する建物の中へ。
検修用の建物の中では信号機や踏み切り警報機の
展示などが行われています。
こちらは集電装置。
パンタグラフの展示です。実際に上げ下げができました。
検修用の建物、仕切っていてその一方は、プラレールで楽しむ
コーナーになっていました。
参加すると記念品がいただけたようでした。
工場もこちら側は体験イベントの電チャリのりばになっています。
珍しく止まっている車両が無いので、坂本行きの列車が良く見渡せました。
さて、振り返って、鍛工職場へ。
大津の京阪電車を愛する会の感謝祭のときはイラストを書く
コーナーに割り当てられていましたが、今年は私にとっても一番見たかった
パネル展示。
昨年の台風18号襲来に伴い発生した災害。京阪大津線も運休を余儀なくされたことも
記憶に新しいところですが、そこから立ち直った歩みが紹介されていました。
復旧までの道のりが詳しく紹介されていました。
中でも一番印象深いのは、試運転列車が通る直前。
レール面に顔をつけるぐらいの姿勢で目視される作業員の
お姿。
私も運転再開一番列車に乗ってみた光景でもありますが
列車が通ることによって沿線の方が手を振って迎える様子は
今でも目に焼きついていますし、このパネルを見ても涙が
出そうになりました。
復旧を終えての京阪電鉄からのメッセージ。
しばらく、その当時の余韻が頭に残りました。
そういえばと、「回送」表示だった京津線用の800系は今年も
洗車体験の列車になっていました。
車庫のなかは空っぽです。
鉄道むすめラッピング。期間延長となって今も走っていますが
この日は車両展示となっていました。
残念ながらお天気が悪くて照明が無い中、とても暗い車内に
なってしまったのが残念でした。
止まっているから通れるようなものですが、
鉄道むすめのラッピング電車が止まっているところはカーブしていて
車両が連結している通路が大きく曲がっていて、こんな状態で
通るのは初めてでした。普段は通らないもので・・・。
車庫の片隅においてある、毎年撮影しているようにも思いますが
80形の台車を転用した、工場内用の仮台車。
とクレーンの点検用に転用された京阪線の台車。
こうしてみると、路面区間を走った80形の台車・車輪が如何に小さいかが
分かります。
こちらが80形82号車についている現役当時の台車。
やっと80形82号車へ。
乗り込むのは中央の扉から。
乗り込むのは路面区間を彷彿とさせるのでいいのかもしれませんが
せめて、東山三条・蹴上・日ノ岡の駅のように安全地帯に
相当する一段目のステップを準備してもらなわないとちょっと残念に
思いました。
特に来場される小さいお子様がせっかく乗り込もうとされるのに
無理があったのではないかなと。
そういえば、このステップはもう何年も出っ放しのように思えるのですが
もう閉まらないのかな?
車内側の手すりを持ってよじ登るという表現を使って82号車の車内へ。
部品販売のコーナーで買い求めたスイッチの銘板類。
多分このあたりだろうと、今年は運転席の撮影が出来たので
じっくりと観察しました。
63号車というかびわこ号譲りの高床・低床のドアスイッチ。
運転席。注意書きのプレートがありましたのでちょっと失礼して。
これはカットモデルになった81号車にも残っているのかな?
視線を運転席室内の上部にうつして。
電子警報器。
放送装置。
そして、ズラッと並ぶスイッチ。
端から順を追ってみてみます。
部品販売のブースで銘板を見なければ多分ここまで意識が
回らなかっただろうなと思いつつ、これで十二分に満足して
82号車をあとにしました。
最後になったのは709-710号車のけいおんラッピングの電車。
こちらも車内の照明がつかないところでの展示だったのと
他に撮影されている方が多かったので乗り込んだものの
窓の外を撮っただけでした。
このあたりでもう閉場の時間まで残り僅かとなって
部品では見ていたら買いそうなるのを
こらえて、もう思い残すことは無いと、会場を出ようとした
ところに部品が飾られているのに気がつきました。
まだまだ最後まで気が抜けず、毎年来てもこんな新しい発見がある
京阪電車大津線の感謝祭。
とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
また来年も楽しみにしています。
« 大津の京阪電車を愛する会ギャラリートレイン~京阪石坂線 | トップページ | 駅コンサート2014が開催されました。 京阪電車浜大津駅 »
「趣味」カテゴリの記事
- 京阪特急70周年記念展示を見に行ってきました(2020.10.05)
- 国勢調査2020 PR電車 京阪石坂線(2020.09.22)
- 駅から戦国城めぐり 京阪石坂線 お城EXPO(2020.09.22)
- 京阪グループ110周年記念マーク(2020.08.15)
- 大津市 自動運転バスの実証実験 バスに乗ってきました(2020.07.19)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2021年もよろしくお願いいたします(2021.01.01)
- 地方鉄道のオンラインショッピング(2020.12.30)
- JR九州観光列車36ぷらす3ポスターを京阪大津線で見かけました(2020.09.22)
- 駅から戦国城めぐり 京阪石坂線 お城EXPO(2020.09.22)
- 西武百貨店大津店の閉店 2020年8月31日(2020.09.06)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2020年大津祭 渡御巡行(2020.12.29)
- 駅から戦国城めぐり 京阪石坂線 お城EXPO(2020.09.22)
- 西武百貨店大津店の閉店 2020年8月31日(2020.09.06)
- 京阪グループ110周年記念マーク(2020.08.15)
- 大津市 自動運転バスの実証実験 バスに乗ってきました(2020.07.19)
「鉄道」カテゴリの記事
- 京阪3000系プレミアムカー連結前の活躍(2021.02.20)
- 京阪電車 京阪線朝通勤時の女学生児童優先列車の終焉(2021.02.14)
- 京阪大津線700形旧塗装ラストラン~2021.2.1(2021.02.01)
- 2020年は新快速運転開始50周年でした(2020.12.31)
- 京阪5000系 5扉運用終焉へ(2020.12.30)
« 大津の京阪電車を愛する会ギャラリートレイン~京阪石坂線 | トップページ | 駅コンサート2014が開催されました。 京阪電車浜大津駅 »
コメント