2015 びわ湖大花火大会開催 電車の様子を中心に
2015年8月7日
びわ湖大花火大会が浜大津港一帯のびわ湖湖岸にて開催されました。
毎年花火大会開催の数日前からJR大津駅や膳所駅の中で
このポスターを見かけると、花火が近いことを感じさせます。
今年も花火大会開催前と終了後の電車の様子を
京阪電車を中心にご紹介します。
今年も朝から晴天で暑かった8月7日。
まだ花火観覧のお客さんもいない、
嵐の前の静けさを感じさせる朝の駅の様子から。
花火大会では会場へ一番近いところへ到着できる
京阪電車の浜大津駅。
花火大会が始まる19:30頃より乗車口の制限などが
行われます。
普段はなかなか利用されるお客さんも少ない、この階段が
降車専用の浜大津駅出口になります。
良く利用されるこちらの出入り口は閉鎖されるのは毎年同じ。
バスターミナルも花火大会当日は17:00以降発着するバスが
全面運休されるので閉鎖されます。
花火大会の京阪電車浜大津駅の乗車口となるのは
浜大津港側の1ヵ所に集約されます。
案内用ゲート(柵)などがもう準備されていました。
臨時キップ売り場も準備が整っています。
浜大津駅の改札の中へ。
花火大会当日は、京津線の御陵行きが増発されます。
数年前?から御陵(みささぎ)とふりがながつきました。
花火大会当日の臨時ダイヤ 時刻表
花火大会の根幹となる浜大津駅を見たところで
次は膳所駅。といってもJR側です。
駅の橋上駅舎への改築が進んでいるJR膳所駅。
ホーム上に意外と早くエレベーターの姿が見えたので
あれ?と思って観察しに行ったのが実情です。
お知らせを見ると、10月上旬にエレベーターを含めて
2階通路の使用が開始されるそうです。
そうなれば、長く勤めを果たしてきた膳所駅の地下通路も
もうすぐ役目を終えるときが近づいてきたのかと感じました。
膳所駅ホームから改札へ向かう階段
膳所駅の地下通路
改札から地下通路へ向かう階段のところ
JRは花火大会終了後に改札ルートの制限を行いますが、
膳所駅の降車専用出口はこの通路を使うようでした。
地平駅舎としてびわ湖花火大会を迎えるのは最後に
なるのかもしれないJR膳所駅の改札口です。
さて、少し時間を置いてそろそろ花火大会の会場へ向かう
お客さんで混雑し始めた膳所駅へ再び。
駅前では駅員さんが立ち売りで帰り道用のキップを販売していました。
改札内、地下通路共に誘導される駅員さんがたくさん
いらっしゃいました。
ホームに上るとなにやら作業をしている所でした。
膳所駅の駅本屋の2階。
いつもはブラインドが閉められていて、人の気配を感じる事が
なかったのですが、この日は駅員さんの姿が見えました。
酷暑日にもなりそうな暑さ、ちょっと涼んでから、京津線に乗って
浜大津駅に向かっていると、駅手前で軌道敷にカラーコーンを
置く作業をされているのを車窓から見えました。
駅に着くなり一目散に駆けつけます。
花火大会の日や降雪時などで道路混雑が見込まれるときに
軌道敷に自動車が進入するのを防いで、電車の運行を確保
するための作業、今年になってやっとその様子をみることが
出来て、うれしくなり、しばらくトラックについていきました。
軌道敷が確保された併用軌道区間を京都方面へ向かう
京津線列車が接近してきました。
作業をとめて列車の通過を待っているところ
運よく、駐車場へ入ろうと左折する車がいて、自動車の
流れが止まっていたのでよく電車が見えました。
作業の様子を見たところでまた少し休んで、再び京津線の
線路際へ。
京津線の列車が運転士さん2人1組で乗務されて、列車後部からも
ホーム監視を分担する花火大会ならではの体制が始まっている
時間になっていました。
沿線にも花火大会会場へ向かう人々が多くなってきました。
列車の姿をカメラのファインダー越しに眺めていると、
おぉ!と私にとっては歓喜する光景が広がりました。
軌道敷内で自動車の進入を防ぐために要所で
ゲートの役割をする京阪電車のトラックが、今まさに出動しよう
という所でした。
3台続くトラックの最後尾のトラックは浜大津一丁目の交差点
が現場のようです。前の2台が近づいてきます。
私の前を京阪電車のトラックが通り過ぎていきました。
続いて京津線の列車が通過していきます。
時刻は忘れましたが、部分運休となった浜大津駅発着の
路線バスの回送車が通過して、京津線列車とすれ違いました。
浜大津一丁目の交差点。
軌道敷への自動車進入を防ぐトラック。その横を通過していく
京津線の列車です。
道路の混雑も少しずつ激しくなってきました。
トラックが電車の進路を開けるために移動するところです。
ここで、油断していて気がつくのが少し遅れてしまったのですが
石坂線の列車にラッピング車両が通過していきました。
この日は点検日で走らないのかと思っていたので驚きました。
浜大津駅から続く歩道橋がまだ閉鎖されていないのに
気がついて少し、歩道橋からながめてみることに。
結局最後まで雨が降ることなかったですが、遠くに
入道雲が見えていました。
飲食店が並ぶ一角もお祭りらしい雰囲気になっています。
歩道橋の上から少し電車を眺めていましたが
なかなか花火の日らしい構図がおもい浮かばず。
早々に降りてきて、いつものように交差点のところで
写真撮り始めましたが、この時間になってそろそろ
撮影可能の残り枚数が気になるほどになっていました。
ラッピング電車が戻ってきたところで、私も一旦引き上げることに。
しばらくは花火を鑑賞して過ごします。
何度も挑戦しても花火はうまく写す事が出来ません。
クライマックスの花火はもうファインダー越しでなく
そのまま見上げていたので写真撮れず。
さて、花火大会が終わった後の観客輸送。
京津線ではこの日にのみ運転される御陵行きを見に行くことに。
京津線京都方面、浜大津駅の入場制限もある中で、
ひとつ隣の上栄町駅まで歩いていらっしゃるお客さんも
多く見かけます。
御陵行き列車が到着します。
浜大津からすでに満員近いお客さんを乗せて到着する
京津線の列車。上栄町からでは乗れないほど。
駅員さんも「増発しているので無理せず、次の列車に分かれて
ご乗車ください」とアナウンスされていました。
昔のカメラだったら写ってもなかっただろう夜間の列車撮影。
上栄町駅を出発していく京都市役所前行きの列車。
御陵行きの列車に気をとられていると、反対方向から
回送列車が接近して通過していきました。
また、御陵行き列車を撮っています。
上栄町駅に停車中の列車。
ホーム上に監視の駅員さんがいるもの花火大会の日
ならではです。
そろそろ、この辺で切り上げようと思って、次の御陵行き
列車で最後にすることにします。
御陵行きが上栄町駅ホームを離れていくところです。
駅員さんの振る舞いを見逃さないように
シャッターを切ったつもりです。
名残惜しい気がしますが、今年の夏が終わったような
気がします。
最後までご覧頂いてありがとうございました。
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コメント
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花火大会は「車掌」が乗務する大津線、京阪本線から応援が来る、と聞いたことが
あります。昔、花火を見にった時、花火よりよりも臨時が走る京阪電車のほうが気になりました。地下鉄東西線開通以前は80型が四宮から延長して走ってきていました。「御陵行き」に違和感と感動を覚えます。
去年は今住んでいる大阪から観に行きましたが、今年は大阪の淀川花火を観に行きました。浜大津の花火のほうが迫力があったように思います。勿論淀川でも花火より、鉄橋を渡るJRの列車のほうが気になりました。
撮影おつかれさまでした。
投稿: K2 | 2015/08/14 12:41
K2さま コメントありがとうございます。
花火大会の日は、ホーム上のお客様の誘導案内に今でも
京阪線というか本社から応援に駆けつけているそうです。
今では4両編成になったので1列車あたりのお客さんを運ぶ
輸送力は増えたのですが、地下鉄乗り入れになって、
全列車が三条方面まで運転できなくなったのが
さびしいかぎりです。
乗り入れ前夜の1997年の花火大会のときは80形や
260形が最後の花火大会輸送で活躍した姿を少しだけ
写真にとっていました。
大方20年前になってしまうのですが、非冷房の260形が
窓を全開にしてピストン輸送していた準急に乗ってみたかった
思いもあります。
いつもコメントありがとうございます
投稿: たけひろ | 2015/08/16 10:46