京阪700形 80形復刻塗装車両撮影会にいって来ました
2017年10月1日
大津の京阪電車を愛する会が主催された、80形復刻塗装の
撮影会に行って来ました。
京津線四宮駅からの臨時貸切列車に乗って近江神宮前駅へ
そのあと、車庫の中で撮影会が開催されました。
よろしければ続きをどうぞ
集合場所は京阪電車の四宮駅。
撮影会への参加受付は駅事務所裏手の駐車場。
数年前まで春に開催されていた駅長おすすめウォークの
ゴール地点でもありました。
すばやく受付を済ませて、700形臨時列車の入線を撮影しようと
ホームで待つことに。
こうやって入換信号表示を700形を一緒に写せるだろうかと
思案していました。
貸切列車の送り込み回送はこの定期列車のあとだろうと
予想。800系の新塗装車両です。
秋の行楽シーズン用に副標が付いています。
さぁ。次と思っていたところへ撮影会参加の皆様へ
諸注意事項の説明を行うので集合場所へ集まるようにとの案内。
そういえば、ビール電車やおでん電車のように、受付時に詳細な
案内を聞かなかったな途は思っていましたが、こんなタイミングで…。
今回の撮影会の参加記念として80形のBトレと
クリアファイルが頂けました。
説明が終わってホームへ向かうときには、700形が四宮の
折り返し線へ転線するところでした。
ホームにいればこのような四宮駅の踏み切りで撮影することも
無かっただろうと、これはこれで良かったと思います。
80形が現役だった当時、この折り返し線に止まっているところを
一枚も撮影しなかったことを今更後悔しています。
四宮駅へ転線してくる700形701-702号車。
四宮駅で停車中のところを撮影します。
車両の外の表示は「団体」となっていますが車内の様子を
これまで落語電車やいろいろとお世話になっているものの
撮った事がなかったので、一枚。
貸切列車は四宮を出発し、石山寺まで直通。折り返して
近江神宮前を目指します。
落語電車に乗っているときも同じことを試みるのですが。
80形復刻塗装ともなればなおさら力が入りました。
80形由来の濃い緑色の窓まわりとすれ違う800系。
貸切列車の京津線走行もまもなく終焉。
浜大津駅交差点付近まで列車が進みました。
駅手前で信号待ち。石坂線の列車が行き交います。
700形で京津線の線路上であることを伝えたい写真は
どういったものがあるかと思案していました。
窓の外もうまく写せたらよかったのですが、私の腕では
これが限界でした。
浜大津からは石坂線を進んでいきます。
石山寺駅では定期列車の合間を縫って折り返します。
貸切の臨時列車が石山寺駅手前に着きましたが、
ホームが満線のため、先に定期列車が出発するのを待ちます。
坂本行きの列車が貸し切り列車の横を通過します。
坂本行き列車の後ろに見えていたのは近江神宮前行き。
通常なら坂本行きの次は近江神宮前行き列車が
出発しますが、その間に貸切の臨時列車が割り込みます。
石山寺駅の出発案内表
折り返して近江神宮前駅へ出発。
ここからの時間、私が乗った1号車の車内では
車掌アナウンス体験が行われています。
あとで、参加者全員に文章例のシートが配布されました。
アナウンス体験用のシートとして
発車前告知内容の文章が記載されていました。
三条←→浜大津 急行/準急
三条←→石山寺 急行/準急
のパターンが用意されています。
私の場合は生まれてはいましたが、記憶の残る頃合いには
石山寺直通もなく、種別の準急のみとなっていました。
古書店で買った時刻表にはさまれていたシート。
往時の京阪大津線の時刻表です。
浜大津駅の列車停車駅案内です
三条駅の列車停車駅案内です。
80形でしたが主力であった各駅停車の案内が
なかったので手元に残っている録音テープより
京阪山科駅発車後の案内
「次は四宮、四宮です。この電車は次の四宮どまりです。
浜大津、石山寺、坂本方面へおこしの方は乗り換えです。
お忘れ物のないようご注意ください。」
四宮駅到着前
「四宮、四宮です。この電車はこの駅どまりです。
浜大津、石山寺、坂本方面へおこしの方は降りられたホームで
しばらくお待ちください。本日も京阪電車をご利用くださいまして
ありがとうございました。」
話しが大分それましたが、2017年の撮影会へ
戻ります。近江神宮前駅到着後は、一旦下車して
錦織車庫へ向かいます。
ちょうど入庫するところを横を通りました。
撮影会は時間を区切っての開催。
最初は車両の外観の撮影でした。
今回の貸切撮影会のための臨時列車に取り付けられた
副標。701号車と702号車とでは違うデザインでした。
そういえば、この副標。車内で抽選会が行われて
くじにあった人へプレゼントされました。
私は外れました。
次のグループが撮影されている時間帯、待ち時間の間に
京阪電車グッズの販売が行われていました。
800系20周年記念のグッズなど、この日が初発売のものが
ありましたので買い求めました。
副標も販売されていたようでしたが、私が見たときには
すでに売却済みでした。
大津の京阪電車を愛する会のイベント列車を飾ってきた
副標が展示されていました。
外観の撮影時間が終わった後は自由に電車に近づいて
撮影できるようになりました。
横には準急のサボも取り付けられます。
隣に止まっていた800系車両の窓より、
700形ですが、少しでも80形のような感じに見えないかと
思って眺めています。
電車に近づいてみて、80形を思い出してみました。
副標がいくつか取り替えられていたようでして
次に私が見たときは愛する会のマークになっていました。
残り時間も少なくなってきたので、手で持って撮影しましたが
80形用の「「準急」札。裏面が80形の濃い緑色だったのでいつの日か
実車とあわせて見たいなと思って、今日はカバンに忍ばせてきました。
表面はもちろん「準急」
今回の撮影会で81号車のカットモデルのところへも撮影する
機会があるならば、と思っていましたが残念ながらそんなことは
叶いませんでした。
撮影会も終わりの時間がやってきました。
無事に撮影会を終える事が出来て何よりでした。
また次の機会があることを楽しみにしています。
10月1日は大津祭曳山の組み立ての日でした。
80形も曳山の横を通っているはずと思うといろいろなものが
こみ上げてきました。
最後に在りし日の80形81号車の姿です。
京津三条駅のホームを離れてゆく81号車。
これが私が見た81号車の最後の姿です。
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こんにちは。
80型、昼間に浜大津三条間を走っていたのを微かに記憶があります。
妹が生まれるとき、母が日赤に入院していたのでそのお見舞いでしょうか
上栄町、浜大津間乗りました。昭和46年のことです。四宮車庫に並んでいたのもよく覚えています。
昭和50年代でも急行三条⇔石山寺も朝夕は一部走っていました。追分大谷を通過して感動?しました。
昔は大阪に出かける時は、石山寺から枚方や淀屋橋に京阪を使うのが普通でした。新快速が便利になってきてから国鉄・JR利用が一般的になりました。
80型はすでに無いですが、復刻塗装で往時を偲べるのでうれしいですね。
投稿: K2 | 2017/10/08 15:37
K2 さま コメントありがとうございます
お返事が大変遅くなり失礼しました。
80形は京都方の電車というイメージがやっぱり強いのでしょうか。
晩年の頃に、休日朝の各停で浜大津に来ていたのが私の
唯一残る印象です。今のようなデジカメがあれば夜間の記録も
残せたのでしょうが・・・。
鉄道雑誌で見た500形登場時の写真に「急行」の種別があったのには
のちのち、わかってかなり驚きました。
2018年3月の大津線駅名変更による600形700形方向幕の差し替えでは
ついに、種別表記のあるコマが消滅して新駅名表示に差し変わるようです。
すべてが各駅停車となってしまった大津線。またひとつ世代が進みそうです。
投稿: たけひろ | 2017/11/03 23:43