JR西大津駅から大津京駅へ
さまざまな列車が旅立っていった2008年3月15日の
ダイヤ改正から1週間近くが経過しました。
駅名改称で、古くから親しまれた駅名が旅立ち、
新しい名前になる駅があり、西大津駅が大津京駅に
なるのもその1つです。
今回の記事では列車の写真は1枚もなく、
駅の写真ばかりで構成します。
西大津駅の外観です。
ホーム上にある駅名板。
西大津駅改札内にある
史跡「大津宮」を紹介する展示コーナーです。
史跡が発掘された様子などを紹介していました。
史跡の名称は「大津宮」です。
これまでの写真は
駅名改称の約1週間ぐらい前の様子です。
いろいろなことが起こっていましたが
2008年3月15日には、駅名が「大津京」に改称
されました。
駅改札内コンコースにある展示コーナーも
内容が一新されました。
駅名改称のひとつの要因でもある
史跡大津宮の遺跡がどこにあるのかといえば、
JR駅から徒歩連絡で京阪石山坂本線皇子山駅に向かい、
坂本方面へ一駅、近江神宮前駅の周辺にあります。
駅から一番近いと思われる
史跡近江大津宮錦織遺跡第4地点。
駅から徒歩5~6歩で到着します。
本当に駅の目の前にあります。
小さな広場があって、説明する案内板が
立っています。
案内板の様子です。
京阪近江神宮前駅から歩いて
3~4分のところに、史跡近江大津宮錦織遺跡が
点在しています。
ただの広場みたいに見えますが、
発掘調査したときの写真と説明文を記載した
案内板が立っています。
普段、京阪電車の写真を撮るために幾度と無く
近江神宮前駅には行っていますが、史跡を訪れたのは
今回が初めてです。
電車の待ち時間の間にも立ち寄れるほど近くにありますので
よろしければどうぞ。
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たけひろさんこんばんは。
「西大津」の文字とても懐かしいです。貴重なお写真ですね。
今となれば何の違和感もない「大津京」駅ですが、変わったときは驚きました。大津に人を集める効果はあったのでしょうか…
近江大津京についてはとても興味がありますので、私にとってはいい名前だと思いますが、大津の方はどう思っていらっしゃるのでしょう。
錦織のあたりは父の実家で、小さい頃から何度も来ていましたが大人になってから都の跡地が整備されて、あまりに身近なところにあって驚きました。別所駅近くに、大友皇子のお墓があるとチラシで読みましたので行ってみたいと思っています。
投稿: kayo | 2010/10/27 22:39
kayoさん、いつもありがとうございます。
大津京駅。私は山科駅を出発する電車の車掌さんが案内放送されるときに、聞きまちがいしないだろうかという心配をしました。慣れるまではちょっとした違和感がありましたが、今はどうでしょう。私は気にならなくなりました。
駅名を変更する前にはちょっとした議論が沸き起こりましたが、変わってしまえば静かなものです。
大津京のことは、大津市歴史博物館の展示では大津宮となっていますのでどちらがよいのか良く分かりません。もっと大津京のことが有名になればいいなと思います。
錦織のあたりは、kayoさんにとってはお庭みたいに愛着のある土地なのですね。電車の車庫があるので私はよく訪れるところで、なぜかしら親しみがわいてきてとてもうれしいです。
kayoさんの錦織・別所を訪れられたときの記事を楽しみに待っています。
投稿: たけひろ | 2010/10/28 20:29