阪急天六ビル・新京阪 天神橋駅ビル解体へ
先日、弊ブログで紹介しましたテキサス大学図書館の地図。
この2010年のお正月休みにゆっくりと閲覧して、今の地図と見比べて
今はなくなってしまった駅の位置などを特定していました。
そのなかで疑問がわいてきたことがあり、ネット検索で調べていると
探していた情報とは違いましたが、
「阪急天六ビル解体」のキーワードに引っかかりました。
天神橋筋六丁目にある、阪急天六ビルが老朽化などを理由に
取り壊し、跡地にはタワーマンションなどの建設が計画されている
というものです。
まさか!と絶句して、いてもたってもいられなくなり、2010年1月3日に
天六へ駆けつけました。


後日、2010年1月6日の毎日新聞夕刊の大阪版にも取り上げられています。
よろしければ続きをどうぞ
阪急千里線と大阪市営地下鉄堺筋線との相互直通運転開始に
ともない、阪急千里線柴島駅から地下へ降りて、地下鉄の
天神橋筋6丁目駅へと線路がつながりました。
2009年は阪急・大阪地下鉄堺筋線乗りいれ開始40周年の
節目の年。大阪市交66系が嵐山線入線の話題を提供して
いました。


2010年1月3日の
地下鉄の天神橋筋六丁目駅の駅周辺案内地図です。

地図の上からでは地上線時代の跡地は
阪急天七ビル、病院が建っていてたどることは難しい
ですが、阪急電車の線路を自然に緩やかに伸ばしていくと
阪急天六ビルへつながることが想像できますでしょうか。
本題の阪急天六ビル。
もともとは新京阪天神橋駅の駅ビルでした。

通りに面したビルの外観は改装されていて、過日の面影は
ほとんど残っていませんが、ビルの裏手に回ると、がらりと印象が
変わります。

新京阪 天神橋駅は高架駅で2階部分に駅ホームがあったそうです。
今は立ち入ることは叶いませんが、駅ホームのあったところは
駅ビルにあるスーパーマーケットの資材搬入スペースに転用されています。
線路の高架橋を崩して、トラックなどの搬入路が取り付けられています。


しかしながら、駅としてのお役目を終えて40年が経過するにもかかわらず
今、なお、電車の駅としてお勤めしていたころの雰囲気が漂っています。

高架橋の上に見えている緑の木々は天神橋駅当時からある
祠とその周りの木々だそうです。

駅当時の写真が載っている書籍を見ると、
照明(?)用の線らしきものがあるところぐらいに電車の
架線が吊り下げられていた位置のようです。


元は駅であるという視点から見ると、いかにも電車がとまって
いそうに見えると私は思うアングルから写した1枚。

この高架橋、天神橋駅の名残を今一度写真に収められたことに
満足して、駅ビルの1周して見ます。
阪急天六ビルの東側。

阪急天六ビルの西側

駅建造当初の装飾などは無くなっていますが、窓の形に当時の
名残を残しています。

はじめにも記載しましたが、通りに面しているところは後年の改築
によって姿を変えています。ビル壁面も色が変わっていて、一目瞭然
となっています。


周辺地域ではもうところどころで空き地が目立つように
なっています。皮肉ですが阪急天六ビルが写しやすくなっています。

阪急電車に乗っているとほとんど気がつくことのない、阪急天六ビル。
新京阪天神橋駅。併走するJRの電車の中からはよく見えていました。

京都方面から乗車していると、新大阪駅を出て、淀川橋梁を通過する
走行音とともに大阪駅下車の準備を始めようかと思うころに左手の車窓
を見ると、いつも新京阪天神橋駅ビルを見ていました。

この新京阪天神橋駅へ通じる広い通り、かつては阪神電車の路面電車が
野田阪神-天神橋駅間を結んでいました。
そのころの京阪電車の沿線地図です。
寝屋川工場公開のときにびわこ号車内に復刻された沿線案内図が
掲示されていますが、たぶんそれと同じものと思っています。
10数年前に大阪の古書店にて購入しました。

新京阪線 天神橋駅界隈を拡大したものです。

阪神電車の路線も描かれています。このころは阪急神戸線・宝塚線
も別の会社として、細い線で示されています。
沿線図の裏側。新京阪線の路線名所案内。

どうも京阪線の天満橋駅と誤植されているような気がします。
新京阪の本線は天神橋~京阪京都(今の大宮)
当時は淡路~十三間は十三線という支線扱いでした。

今はない、淡路駅1号線、十三駅7号線の謎をとくひとつの
鍵になります。
さて、当時別会社であった阪急梅田駅。今は改装されて生まれ変わって
しまいましたが、数年前までは梅田駅も昔の駅の雰囲気を
残していました。




この新京阪天神橋駅、旧阪急梅田駅にも出入りした当時の
スターの電車がP-6.今も阪急正雀工場公開のときに工場構内
ですが、稼動状態で保存されています。

毎日新聞の記事などによると、かつて行楽シーズンには
天神橋駅からこの車内が満員となって嵐山へ向かったそうです。

話が随分とそれてしまいました。
阪急梅田駅改装が始まるときに旧梅田駅の名残がなくなってしまう
ことにはいろいろと注目されて、工事着手前日には大勢の方が
訪れて写真など記録を残されていました。
それに比べると、今までもひっそりと天六の地に立ち続け、
あまり注目されること無くなくなってしまう天神橋駅(阪急天六ビル)
ちょっとかわいそうな気がします。
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大阪市北区天神橋六丁目 通称てんろく に「天六阪急ビル」が建っています。
(ちなみに、私の現在のハンドルにくっついている「.6」も「てんろく」が由来です。)
堺筋線、谷町線の天神橋筋六丁目駅 4番5番出口の前にあり、
最近までは、阪急ファミリーストアやりそな銀行が入っていました。
このビルがいよいよ解体されます。
いろんなブロガーの方も紹介されていますので、私も記録しておきました。
外観こそ手が入っていますが、このビルの歴史は古く、
1925年に、阪急電鉄の前身の1つである「新京阪電車」の「天神橋... [続きを読む]
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こんばんは。
天六にはよく足を運びますが、
ビルの裏側に回ったことはありませんでした。
こんな遺構が残っていたのですね。
解体されるのは惜しいですが、
私もぜひ自分の目に焼き付けておきたいと思います。
投稿: かずゆき | 2010/01/14 03:01
かずゆきさん こんばんわ。
今年もよろしくお願いいたします。
阪急天六ビル。ほとんどのテナントは移転していて
今残っているのは阪急ファミリーストアのひとつだけ
となっています。
今年の春ごろから工事着手といった情報もあります。
お時間がありましたらぜひ訪問してみてください。
投稿: たけひろ | 2010/01/14 20:41