大阪くらしの今昔館~住まいのミュージアム
2010年の4~5月の大型連休の話です。
天神橋筋6丁目にある住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」を訪れました。

訪れた動機はこの建物の向かいにある阪急天六ビルでしたが、
この大阪くらしの今昔館に展示されている品々を見ていると、
その凄さに驚きました。
よろしければ続きをどうぞ
大阪・地下鉄天神橋筋6丁目駅の上にある、大阪暮らしの今昔館。
目的は、この建物から向かいに見える阪急天六ビルを撮影しようというもの
でした。展示館内に入ると、阪急天六ビルよりもその展示の品々に
引き込まれていきます。
展示館、入場ゲートをくぐるとまずは9階へ向かうコースになっています。
長いエスカレーターでたどり着いた展示場。


はじめ見たときには町並み再現の模型かと思いましたが、それが
間違った感想であることはすぐにわかりました。

人が歩いていらっしゃるのが見えました。

びっくりして、改めて最初から今のところ屋根しか見えていませんが、
じっくりと見直していきます。


この展示スペースを見終えると8階へ降りていくコースです。
初めて踏み入れたとき、ここがビルの8階かと信じられない
驚きと感動です。

先ほど、9階から見ていた窓が見えます。

通りの奥には、大阪天満宮が所有していて、天神祭にも使われていた
船形山車「天神丸」が修復されて展示されています。


これだけ見てもおごぞかな気分がしてきます。
表通りからはそれぞれ、商いをしていた家を再現しています。
はじめは通りから見るだけなのかと思いましたが、ほかに来場されている方が
家の中から出てきてびっくりしました。家の中にも入っていけるのかと
おもい、進んでいくと、町家の裏通りもきちんと再現されています。

野良犬か飼い犬かわかりませんが、ちょっとびっくりしました。

再び表通りへ。
ここではそれぞれの町家でその当時の暮らしにあったものなどが
展示されています。

江戸時代後期の大阪で祭礼のときに座敷に飾り付けられていた
造りもののにわとりです。

こういった展示品の数々、近くに解説シートがおいてありました。
また、町家の中に、大阪くらしの今昔館の説明パネルもあります。

はじめに見た時の驚き、興奮であっちこっちの町やを出たり入ったり
しているのでなかなか全貌をつかみ損ねていたのですが、しばらく
この展示場にいて、ようやく落ち着いたところで先へ進みます。
次は、近代の大阪の展示です。
今度は精巧に再現された模型での展示です。

この近代の大阪、明治・大正・昭和の時代になります。
このあたりになると、鉄道創業時、路面電車が走っていたころに撮影されて
現代まで残されている写真の背景に写っているような建物が見えてきて
なんとなく、なじみのある感じがします。





大阪ではシンボル的建造物のひとつ、初代通天閣も周囲の建物とあわせて
再現されています。

この通天閣の模型などがあるフロアにて大阪くらしの今昔館の展示会場が
終わるのですが、ここまでたどり着くのに私自身はかなりの時間を費やしました。
見るものがとても新鮮で、驚きと感動に包まれました。
ミュージアムショップでは絵葉書を購入して、大阪くらしの今昔館を後にしました。
購入した絵葉書です。

天満橋と京阪電車天満橋駅の写真を使った絵葉書です。
京阪電車天満橋駅です。

こちらは大阪市電と天満橋。

この写真を見て、思い出しました。
今の天満橋の近くに、「天満橋」の銘板があります。
2009年9月に撮影しています。


大阪・天六にある住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」
最初は向かいの阪急天六ビルの撮影のためという動機でしたことは
先に記しました。
その大阪くらしの今昔館からみた阪急天六ビルです。

もう、展示室に入ると当初の目的など頭になく、本当にすばらしい
展示の数々に感動してきました。
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