湖都古都おおつ電車DE落語・ビア~京阪大津線
2010年9月25日、大津の京阪電車を愛する会が主催の
「湖都古都おおつ電車DE落語・ビア」が開催されました。
今年の落語電車、お昼の部と夜の部と2回運転されるという
例年にないイベントとなりました。
私は申し込んだらお昼の部に割り当てられました。
その様子をお届けします。
よろしければ続きをどうぞ。
今日の浜大津駅。落語電車にとっては申し分のないお天気。
雲ひとつない青空が広がっています。
今年の落語電車、何番の電車がやってくるのだろうかと心待ちに。
近江神宮前駅にも出かけましたが一番奥に電車が止まっていて、
探しに行けば見えたのですが、後の楽しみに取っておこうと、
早々と浜大津駅に到着していました。
待つことしばし。気がつくと土曜・日曜日に浜大津駅で販売される
パン屋さんなどと並びで落語電車の受付ブースができています。
それでもまだ、少し待って受付へ。
私は2号車・石山寺方車両です。はがきを持っていったのに
「名前がない」などと言われて名簿を確かめるといったことが目の前で
起こりましたが、無事に受付を済まし、スタッフのいるところで入場を
待ちます。
なぜかしら、1号車のお客さんがたくさん集まってこられるのに
2号車はなかなかと思っていたところ、徐々に大勢のお客さんが
みえました。
時間もきて、浜大津駅有人改札からホームへ。
スタッフについていきましたが、ホームへ降りる階段の途中で
スタッフの方が後方の確認をされるために、列の先頭が私になりました・・・。
何も差し支えないので、先頭を仰せつかり(?)列を誘導。
と、歩いていく途中に落語電車が入線してきましたが列を乱すわけにも行かず。
石山寺向き車両の乗車位置に到着。
ちょうど後ろのグループの方が「車内はどうなっているのか?」といったことを
心配されていたので、「あーで、こーで」簡単にお話して、落語電車の到着を待ちます。
そこへ坂本行きの定期列車がやってきます。
立っている位置からはこの写真が精一杯。
普段なら電車の入線をデジカメの動画機能をつかって記録するところ
ですが、慣れない位置にて電車を待っていたので撮り忘れ。
ほかのグループの方に車内に入る順番を譲って
私は写真がとりたくて、もうひとつのドアから乗車します。
ひとまず着席。折りたたみいすのところにあえて座ります。
お昼の部の落語電車。浜大津を出るとまずは京津線四宮駅を
目指します。
2号車は「笑福亭右喬」さんのお話が始まります。
といってもすぐに落語が始まるわけでなく、まずはバルーンアートから。
一席前の話が佳境に入っているところで電車は四宮駅に到着。
ここで、折り返し運転ために四宮駅の浜大津方にある引き上げ線へ電車が
転線。見逃せないポイントではあるのですが、お話が面白く、
写真はこの一枚。
四宮駅3番線について、落語が始まります。「時そば」でした。
話の流れは知っているのですが、噺家さんによって演じ方が違うのに
新鮮で興味深かったです。
一席終わった後で車内も一息。
電車は浜大津に向けて運行、逢坂山トンネルに入るところです。
浜大津駅では1号車と2号車で噺家さんの交代、ビールの追加積み込みが
ありましたが、私たちはそのまま乗車。折り返し坂本駅を目指します。
今度は、浜大津駅折り返し線へ入線。
続いては、「笑福亭伯枝」さん。
皆さんを和ますように高座から降りて落語前のお話をされました。
浜大津から坂本までは「なぞかけ」。お題を募集されたところ難題が
出て、「京阪電車とかけて・・・・。」ずいぶん困っておられました(^^;
電車も坂本駅について、ここでドアが開いて休憩時間がありました。
私にとっては休憩ではなく、貴重な撮影時間です。
電車のヘッドマークです。
笑福亭伯枝さん、坂本駅のモニュメントをご覧になって
「あれはなんですか?」とお尋ねになっていらっしゃいました。
運転台のドア越しからの1枚。
休憩、坂本駅の停車時間がいつまでか分からないままホームに出て写真を
撮っていると、いつもブログにコメントを寄せていただくかずゆきさん、たまごさんと
お会いしました。もうすこしゆっくりご挨拶したかったのですが、電車がいつ
ドアが閉まるか分からなかったもので、すこし失礼な対応となってしまいました。
申し訳ありません。
話を落語電車に戻します。
休憩に出られていた皆さんが戻ってこられて一席が始まります。
お酒の話か相撲の話かどちらか?となって相撲の話が始まりました。
坂本駅から始まって、ちょうど別所駅を過ぎるぐらいに
お話が終わりました。
簡単なアンケートを記入して、落語電車は浜大津駅に到着しました。
ここで、解散場所は浜大津駅改札の外。
引き上げる落語電車に未練がありましたが、団体行動。
改札の外にてお開きとなりました。
明るい雰囲気の落語電車。いつもの夜のイベント電車とは違って
また楽しいものでした。
私にとっては、1日に「四宮」「浜大津」の折り返し線に
入線するなど願ってもないことで、この感動・感銘を表す言葉が
見当たりません。
それはともかく、夜の部も大勢のお客さんが見えていらしたようで、
2回とも盛況でまた来年も催されることを楽しみにしています。
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年甲斐もなく、上栄町から浜大津まで全力疾走して息絶え絶えの私。 明日都大津の前に [続きを読む]
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