滋賀・皇子山球場での西武－楽天戦観戦記

2011年4月26日と27日に滋賀県大津市にある皇子山球場にて
プロ野球公式戦西武ライオンズ－楽天イーグルスの試合が予定されました。

東日本大震災における影響で西武ドームの使用を見合わせたためという理由です。
開催理由としてはあまり手放しに喜べるものではありませんでしたが、
滋賀県では初めてとなるプロ野球公式戦。しかもずっと応援している楽天イーグルス
がやってくるとあって、試合開催の日を待っていました。

よろしければ続きをどうぞ

4月2日・3日に行われたチャリティー試合で
西武ライオンズ－ソフトバンクホークス戦が行われました。
そのときの様子はこちらからどうぞ。

そのときに来場者に配布されていたのがこの案内です。

チケット発売の日を待ちつつ、西武大津ショッピングセンターでは冒頭に
乗せましたポスターが貼り出されて、野球開催のムードが高まってきました。
先着10000名には特別フラッグが配布されるとの案内もあり、ぜひとも手に入れたい
と思ってました。

さて、試合開催の日。
ツイッターなどで教えていただくと、私がいつも仕事に出かける時間にはもうすでに
皇子山球場で開門を待っていらっしゃる方がいるとの事。まさかと思いつつ
仕事を終えて、いろいろ調べてみると、もう超満員でチケットも完売と伝わって
きました。

仕事先から皇子山球場に向かう道中、テレビ中継をしていたBBCびわ湖放送を
ワンセグでみてみると、本当にびっしりお客さんが来場されていて、入場できるのかと
不安になってきました。

京阪電車皇子山駅について、球場にはいることはかないましたが、
今度は立ち見であっても、立ってみる場所を求めてスタンドを右往左往しなければ
ならないほどです。

とりあえず、試合後は開放される階段通路に何とか場所を見つけて観戦を始めます。

スコアボードも見えずらい場所ではありましたが、球場に入れただけでも
よしとします。

試合は投手戦で展開早く、早々に7回の風船を飛ばす頃合いになります。

楽天・岩隈投手と西武・フェルナンデス選手の対戦

こちらは楽天山崎選手の打席です。

試合は早いペースで、9回裏、最後のバッターとなりました。

9回裏の西武ライオンズの攻撃は最後まで粘り強いもので
楽天イーグルスを応援しているほうにとっては祈るような思いでした。

とはいえ、最後は何とか岩隈投手が抑えて、イーグルスが勝利を収めました。
そのときの皇子山球場のスコアボードです。

岩隈投手がヒーローインタビューをうけているところです。

さて、この日のニュース番組のスポーツコーナーに間に合うように家路につこう
としましたが、皇子山球場から、京阪電車・JRの駅に続く階段がとても混雑
していて、階段までたどり着くにも時間がかかりそうでしたので
皇子山球場から大津市役所のほうへ向かって歩いていきました。

皇子山駅から一駅、別所駅でのようすです。
観戦されたお客さんが大勢電車を待っておられます。

やってきた電車も皇子山駅でたくさんのお客さんを乗せていました。

後でニュースなどを見ると4月26日の試合には14991人の方が観戦されたとのこと。
前売り券も完売して、当日券も発売開始とともにわずかな時間で売り切れたそうです。

球場にはこんなお知らせが出ていました。

私も4月27日のゲームをと、チケット売り場を見てみると
バックネット裏や内野自由席はもうすでに完売となっていました。残っていたのは
外野自由席だけでした。

翌日の4月27日もゲームは始まったようでしたが、天候が悪く降雨ノーゲームとなって
しまいました。残念です。
振り替え試合は西武ドームでの試合となり、滋賀県皇子山球場での
開催は1日限りとなりました。

毎年3月の西武ライオンズ－阪神タイガースのオープン戦は1試合開催される
皇子山球場。西武と結びつきの強い、この湖国で、今回をゲームをきっかけに
来シーズンも試合開催していただければなと願わずにいられません。