京阪深草駅の留置線が使用停止に
2012年9月22日に気が付いたことです。
京阪電車開業時から昭和55年3月の淀車庫開設されるまで京都方の車庫として
深草に車庫がありました。車庫の跡地は集合住宅が建設されていますが、留置線が
2線残されています。
以前は平日ダイヤのときに特急車の車両交換などで活用されている姿を見かけて
いましたが、最近はどうなっているのか良く分からず、見る機会もなくなっていました。
先日旧3000系特急車の写真を撮りに行くときに久しぶりに深草駅を訪れたので
様子を見てきました。
よろしければ続きをどうぞ
深草駅。三条方面行きホームに降り立ってまずは列車にカメラを向けます。
大阪方に向けて出発していく列車を見ながら、留置線はどうなっているのかな
と気になります。
以前良く訪れていたときは工事をしていた陸橋も工事が終わっていました。
ここで、三条行き線路をみて、「おや?」と思う光景に出会いました。
レールの枕木が趣の違うものになっています。
ここで待っていたのは旧3000系特急車を見送るためです。
さて、大阪方面行きホームに移ります。
ホームからみても留置線のレールが錆付いていて、長く列車が入線していない
ことが感じ取れました。
ホーム上から見える留置線の京都方です。
こんなところに入換信号機があるのに気が付きました。
本題の深草駅留置線の信号機。使用停止処置がとられたのか、
信号機の向きが90度曲げられていて、使命を終えたことが伝わります。
留置線の様子を眺めていきます。
深草駅の大阪方面行きホームの中ほどにある入換信号表示器。
同じものが留置線の中ほどに設置されていたの今回になって
気がつきました。もう灯ることのないのが残念です。
深草駅の留置線と大阪方面行きの線路とは少し高低差が
あります。
撮影する機会は2回しかありませんで、そのうちのひとつ。
旧3000系特急車が深草駅の留置線に止まっていたときの様子です。
この姿を見たときはとても感動しました。
駅の外から見た様子です。
この写真はテレビカーから電話室がなくなるといった頃のです。
深草駅の大阪方にある陸橋よりみた留置線です。
琵琶湖疏水沿いにある桜。開花まであと一息といったところでした。
急いで深草駅に戻ってきます。
駅の中から撮影しました。
最初で最後の機会となった旧3000系特急車と深草駅留置線との
組み合わせです。
ホームに戻ってきて、とりあえず撮れたのはダブルデッカーとテレビカー。
もう出発のために運転士さんが準備を終えているところでした。
ホームから見た旧3000系です。
さて、もう一度別の機会に撮影していたと記憶していてデジカメのデータを探して
いても見当たらず、おかしいなあとおもっていたら、まだネガフィルムで撮影していた
頃の様子でした。
このときは深草駅留置線の入線から出発までを撮っていました。
出町柳方から深草駅留置線に入線してくる8000系特急車です。
留置線に停車した8000系特急車です。
この時点では深草駅留置線の出発信号は「赤」です。
信号機です。
くずはモールにあわせてこんなラッピングがされていました。
駅の外で特急を見に行きます。このときは桜が満開でした。
この頃になるともう出発が迫ってきているので急いで駅構内へ戻ります。
ここでもダブルデッカーを撮影していました。
出発準備が整う8000系特急車。
出発信号が「青」となりました。
8000系が出発していきます。
深草駅留置線から大阪方面行き本線を横断して、三条方に列車が出発していく
様子です。
こんな様子を見届けたのもこれが最初で最後でした。
この写真を撮影した当時、京阪線の特急が朝通勤時対策で3扉車で
運転されて、混雑時のピークを過ぎると2扉車に交換されることが
多くありました。
深草駅で通過列車を待避する8000系。
深草駅はホームは7両分しか
ありませんが列車は8両停車することが出来ます。
先を急ぐのは9000系です。
9000系の後を追いかけるように8000系が深草駅を出発していきます。
京阪線を見る機会がめっきり減ってしまったので、線路設備も思わないところで
変化があってちょっと驚きでした。
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コメント
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偶然見つけました。古い投稿に対するレスで申し訳ありません。
この留置線、昔は6連×2本が収容可能でした。時期は不明ですが、ホーム拡幅時に8連対応&一線化されたものと思われます。
古くは1900形、2200形、(初代)3000形など、休日に臨時特急が運転された日は、この留置線に2本、中書島駅の留置線に3本が留置され、夕方、三条まで回送された後、下りの臨時特急として折り返していた時代がありました。
改めて思い起こすと、もう50年近く前の話ですね。
投稿: おじいさん | 2023/08/23 11:50
おじいさんさん
コメントありがとうございます。
写真で記録を始めた頃は平日朝の3扉車特急と2扉車特急車の差し替えに
活用されている時で、それでも記録が間に合って良かったと思っていました。
古い時代の事をお知らせ頂いて参考になりました。
>おじいさんさん
>
>偶然見つけました。古い投稿に対するレスで申し訳ありません。
>
>この留置線、昔は6連×2本が収容可能でした。時期は不明ですが、ホーム拡幅時に8連対応&一線化されたものと思われます。
>
>古くは1900形、2200形、(初代)3000形など、休日に臨時特急が運転された日は、この留置線に2本、中書島駅の留置線に3本が留置され、夕方、三条まで回送された後、下りの臨時特急として折り返していた時代がありました。
>
>改めて思い起こすと、もう50年近く前の話ですね。
投稿: たけひろ | 2023/08/27 16:34