ミシガンドック見学ツアーにいって来ました
2015年2月8日と11日の2日間開催された
琵琶湖汽船のミシガンドック見学ツアー。
ミシガンのドックに入って見学できるツアーとあって
とても興味があって、予約制でしたので、11日の部に
申し込んできました。
参加してきたのでご紹介します。
よろしければ続きをどうぞ。
ミシガンドックの見学ツアー。
浜大津港~ミシガンドック見学~びわ湖大津館でランチ~浜大津港
というコース。
浜大津港にて受付を済ませて、今回のツアーの参加証や
パンフレットを頂きます。
出発までは少し時間があったので、ミシガンの模型を見ながら
待ちます。
受付の案内があり、船へ乗り込みます。
ミシガンドック見学ツアーのゲート案内。
私にとっては、近江八景巡りクルーズ以来の乗船。
なかなか、普段は停泊している船をこちら側から見る事が
少ないです。新しい後継船が登場するうみのこ。と
今回乗船するランシング号。
乗船前に記念撮影をしていただいて、船へ。
船長さんのアナウンスがあって、まもなく出航します。
船が浜大津港を離れていきます。
ぐるっと回って、船が見えなくなるまで、
港に残ったスタッフの方が手を振ってくださっていました。
今回ミシガンドック見学ツアーを案内してくださるスタッフさん。
出航してからいろいろと説明をしていただけました。
チケットを申し込むときから、寒さ対策は厳重にと伝えられるぐらい
着込んできましたが、この日は陽が差してきて船内はぽかぽかと
ちょっと暖かいぐらいでした。
びわ湖南湖の観測所を眺めながら、船は堅田へ向かって進みます。
造船所見学のときに使用するヘルメットが配られてきました。
船の左手には街並みが見えてきました。
前方には堅田の落雁、浮御堂が見てきます。
近江八景巡りのツアークルーズのときは、堅田港に到着して
浮御堂を見学してきました。
今回はミシガンドック見学ツアー。
船内では、造船所での注意事項などの案内が行われています。
琵琶湖大橋をみながら、杢兵衛造船所が見えてきます。
船を停泊させる準備をされます。
だんだんと窓には、定期検査中のミシガンが近づいてきます。
到着です。
船長さんの案内で杢兵衛造船所ツアーが始まります。
定期検査中、水から上がっているミシガンと初対面です。
外輪船の特徴ある部分。
ミシガンが入っているドックは、この仕切りで湖面とを仕切っています。
私たちはこの通路を通っていきました。
水面の位置が壁面に残っていますが、相当な高さです。
ポンプで排水するそうです。
大型クレーン車が横に止まっていました。
定期検査中のミシガンを見ながら、ツアーでは造船所のお仕事の
紹介が始まります。
杢兵衛造船所。びわ湖で運行されている船のほぼすべてを
修繕しているそうです。
この日は、竹生島など、彦根あたりを中心に周航している船が
検査を受けていました。
消防船の新造船もこちらで建造されています。
今の船はスクリューがないそうです。
びわ湖に残る灯台。
私は初めて知りました。
ミシガンクラスの大型船は、水を抜いて対応するそうですが、
小型船は、レールの上に台車見たいのがあって、そこに船が載って
陸揚げされるそうです。
陸に上がっていると、随分船が高く見えます。
はしごがかなり伸びています。
この後、ミシガンの船底へ迫っていきます。
階段を順に下りていきます。
ガイドの案内をされる船長さんとスタッフさんがかなり遠くに見えるほど
高さがあります。
水のないミシガン
やっとドックの一番下まで降りてきました。
普段は見ることのできない、ミシガンの船首部分をしたから
望むところです。
船長さんが、船首に刻まれた数字を説明されています。
水面にいくらもぐっているかを示しているそうです。
お客さんの数や荷物の多さなどによって水位はは変わるそうです。
船の手間に見えている枕木みたいなのは、船を載せる台。
ずっと置きっぱなしのようです。
湖底から見上げるミシガン。
ずっと船長さんの説明が続きます。
沖に出たときには収納される器具の説明をされるのに
船の下へもぐっていかれました。
今度は、船の後ろ側へ。
ミシガンの舵取りをする部分。
こんなところに船名が入っているのですね。
見上げるミシガン。
ミシガンのシンボルでもある外輪。
この羽みたいなものは、チーク材の一枚ものだそうで、
最近は部材がなかなか手に入らないとのことです。
ミシガンのいるドックとびわ湖を仕切っている門。
船尾のところにも、停泊の時に出てくる機材があります。
ビアンカやミシガンは、船の真ん中のところの船底は
平らになっているそうです。
初めて見るものばかりだった、ミシガンドックの
見学も終わりに近づいていきました。
船底から上がってきて、質問を受けていただく時間となりました。
ミシガン、1982年に造船されていますが、作ったのは日立造船の
神奈川造船所。ブロックごとに制作されて、杢兵衛造船所で組み合わせて
大型船として仕上げたそうです。
質問のときに上がったひとつが、この碇。
大型船には取り付けられる事が定められているそうですが、
ミシガンは、試運転のときに一度だけ使ったそうで、後は
ずっと使っていないとのお話でした。
名残惜しいですが、杢兵衛造船所を後にして船に乗り込みます。
浜大津港と同じく、地上ではスタッフさんが手を振って見送って
下さりました。
杢兵衛造船所につくときは日差しがあったびわ湖も
このときは少し曇ってきました。
続いては、びわ湖大津館へ向かいます。こちらで昼食となります。
船でアプローチするのは今回が初めてです。
定期クルーズのミシガンの代船。ビアンカが接岸するために、
一旦私たちの乗っていた船が港を離れました。
びわ湖大津館へ。
館内をぐるっとめぐります。
3階の記念展示室からの眺め。
以前訪れたときはなかったような気がしましたが、
こんなプレートが室内に置いてありました。
ちょうど、ビアンカが接岸するところが見えました。
こんなにゆっくりと船を眺めたのは初めてですが、
小回りがこんなに利くとは驚きでした。
展望テラスでの見学を終えて、室内のレストランへ。
今シーズンから、琵琶湖汽船でも行っている
汽船でおでん。の会場にもなっているレストランです。
さて、今日のランチ。
レストランでのランチ。コース料理を頂いてきました。
コース料理なんですが、パンの写真を撮り忘れました。
お皿に届けられたときにすぐに食べてしまいました。
今日はちょっと見る時間がなかったですが、びわ湖大津館で
いろいろなお土産品などが販売されていました。
だいぶ天気も回復しましたが、昼食も終えて、後は
浜大津港へ帰るだけとなりました。
汽船でおでんの幟です。
ランシング号のフラッグ。うまく風になびいてくれませんでした。
柳が崎湖畔公園港をあとにします。
最後に船へ乗り込みます。
汽船におでんでも使用される船でもある
ランシング号。
船内はこんな感じでした。
残り僅かとなったツアー。浜大津港までの間に
アンケートを記入します。
びわ湖大津館を離れてゆきます。
日差しも戻り、いくらか春を感じさせるような湖面になってました。
浜大津港に戻ってきました。
最後に船長さんの挨拶があって、ミシガンドック見学ツアーが
終わりました。
うみのこの隣にライシング号が到着しました。
今日頂いたミシガンドック見学ツアーのパンフレットの表紙。
このほかにも絵葉書など記念品を頂いてきました。
ネームプレートに入っていた参加証も頂いて、
船を下りた後は、記念撮影していただいた写真が
販売されていて、こちらも購入して、楽しかった
ミシガンドック見学ツアーが終わりました。
初めてづくしで、すべて新鮮だった見学ツアー。
次の機会があることを楽しみにしています。
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