草津線 湖西線から113系117系電車の引退
2023年4月1日の運行でJR湖西線と草津線で
長らく活躍した113系電車と117系電車の定期運用が終了しました。
思い出のある車輌ですが、引退まであとわずかになった頃の写真や
通勤途上で見かけた様子を紹介します。
よろしければ続きをどうぞ
湖西線、草津線を走っていた113系電車。
湖西線開業と同時に新規製造された700番台車が最後の最後まで
活躍しました。1980年の草津線電化からは、活躍の場を草津線にも
広げています。
写真は湖西線開業40周年記念で往時の湘南色になった編成。
JR西日本になって、しばらくたって東海道線快速列車に付く車輌から
本線の他形式と同様の内装にリフォームした編成から塗装色が変わりました。
これが最後かと思いきや、単色塗りが施工されて、湖西線草津線を走る車輌を
受け持つ京都支社は緑色の単色塗りになりました。
これが営業に付く113系列車の最後の姿でした。
2023年4月に合わせて定期運用が終了した117系車輌も同じく
最後は緑色一色でした。
いつかは訪れる車輌の世代交代。
コロナウィルス感染症なんて無かった以前の経営計画発表では
新車によって113系/117系が置き換わる計画が提示されていました。
それが、計画変更になって、他線区からの減便や減車などによって生み出された
車輌によって置き換わりました。
置き換わったのが関空快速などで使用されている223系が含まれていたのには
驚きました。
京都駅での湖西線列車の分割列車
改正前
改正後
湖西線~草津線と連続する運用もあるのですが、関空快速の223系は
草津線には入らず、湖西線~嵯峨野線での運用に限られています。
湖西線~草津線は221系電車の運用となっています。
さて、ここからは思い出の写真。
JR草津駅の顔出しパネル。
ここでのパネルの説明で、117系電車の先が見えたような気がしました。
こちらは、おごと温泉駅でのパネルです。
117系といえば、この色の思い入れが強くあります。
ヘッドマークサインもこちらの「新快速」が一番輝いています。
外見は塗装が変わっても内装はそれほど、変化も無く。
往年の姿をとどめていました。
最後尾の運転室を車内から見た様子です。
乗る事が多くて走行している姿はあまり残せていません。
JR大津駅付近の桜と117系電車
瀬田川を渡る117系電車
石山駅を発着する117系の草津線柘植行きの動画です。
もう「乗車位置表示の黄色丸印」を案内する列車が無いのが寂しいです。
117系電車とすれ違った動画はこちらから
さて、113系電車も同じく通勤に利用していました。
冬季はイレギュラーなことも多く
発生し、一番の思い出は
途中駅で運転を打ち切った寝台特急サンライズ号と併走したことです。
動画はこちらから
https://youtube.com/shorts/lFu8LnANN1E?feature=share
この日の113系電車です。
冬の朝の出来事でした。
草津駅では特急ひだ号(こちらも新型車輌に置き換わりました)と
すれ違う事がありました。
動画はこちらから
113系も晩年は外から見れば緑色の単色塗りでしたが
内装は、原型をとどめるもの、223系などと同じ座席になったものとが
ありました。
湖西線開業用の113系700番台の由来でもある
冬季の半自動ドア(手動扱い)のとって。
我が家で所蔵しているドアプレートとともに撮影
湖西線の駅で撮影しておけば良かったと思いましたが、もう113系に残された
時間がありませんでした。
草津駅コンコースに掲示されていたメッセージボードが無くなりました。
改札内の連絡通路に写真パネル展が開催されていました。
ここで3月末で引退することがアナウンスされていました。
そんな最後の最後になって、活躍を続ける113系車輌の先頭車の由来が
わかって驚きました。阪和線や関西線で活躍していた赤帯、青帯と言っていて
学生時代に撮影した車輌が姿を変えて活躍していることが分かったためです。
紀勢線(きのくに線)電化開業で新造された車輌、
ここで再会するとは思っても見ませんでした。
昭和53年製造のプレートが物語っています。
4月1日までの間、数多くはいけなかったものの、柘植駅まで見に出かけました。
貴生川駅にて
甲南駅にて
三雲駅にて
膳所駅にて
甲西駅にて
草津駅にて
手原駅にて
2023年3月18日改正より運行が拡大した新快速Aシート列車。
半月あまり、Aシート車内から113系/117系を見る光景が生まれました。
草津線列車の昼間時の全列車が113系になる延長期間も過ぎ、
4月1日の運用を持って113系/117系列車の定期運用が終了しました。
最後の日、何種類か運転席に惜別記念マークが飾れていました。
今は動画の記録が容易になったので、毎日見かけていた光景を残す事が
出来ました。
営業終了後、すぐに京都鉄道博物館へ展示も行われました。
記事最後に。
瀬田川を渡る113系電車です。
いろいろと形も色も変わってしまった113系電車でしたが
世代交代を見届けられたのは何よりでした。
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