北陸新幹線敦賀延伸開業 在来線の移り変わり
2024年3月16日ダイヤ改正で北陸新幹線の金沢~敦賀間が
延伸開業しました。
この開業にともない、北陸本線が移管されて、金沢まで運行
されていた特急列車が敦賀止まりとなりました。
2015年に北陸新幹線金沢開業によって富山行きの列車が
金沢まで運行になって、再び歴史は繰り返されています。
北陸新幹線敦賀延伸開業前夜、最後のサンダーバード金沢行きを
見に京都駅に出かけていました。
翌日は敦賀駅まで出かけて、駅の様子を見てきました。
琵琶湖線大津駅のカウントダウンボード
3月16日にはこのようになっていました。
3月15日。
退勤してから京都駅に向かいました。
ちょうど19:10発のサンダーバード金沢行きから記録しています。
次のサンダーバード43号金沢行きは、途中の停車駅が「福井」しか無い
速達列車。京都の次が福井。もう3月16日からは見ることの出来ない列車です。
動画で記録しました。
サンダーバード金沢行きも残すは45号、47号、49号と3列車。
駅の発車案内標はもう発車済みとなっていて、消えているのですが
サンダーバード45号金沢行きはまだ0番のりばに停車しています。
0番のりばに琵琶湖線の通勤特急の発車案内が並び始めます。
2015年3月ダイヤ改正で北陸新幹線金沢開業。
その前夜も同じように「富山」行きが無くなるサンダーバード号を
記録していました。
2015年のダイヤ改正前夜、富山まで向かうサンダーバード号の最終日でしたが
2024年ダイヤ改正前夜のような混雑は無かったような感じが
写真から思い出していました。
再2024年3月15日。
列車名の名称がらくラクびわことなるびわこエクスプレス号と案内が
並ぶ、金沢行き最終のサンダーバード号。
いよいよ金沢行き最終のサンダーバード号が京都駅に入線する時刻となりました。
入線と発車の様子は動画で記録しています。
見送りされる方が増えていて、最後の姿を京都駅の駅名標が映り込むところで
私は待ちました。
発車していくサンダーバード金沢行き最終列車。
別れを告げるように長い警笛を2声響かせて、京都駅を離れて行きました。
明けて2024年3月16日。
前日まで「金沢」と表示されていたのは、「湖西線経由敦賀」と
なりました。
サンダーバード号の自由席車輌の設定がなくなり、あっさりとした
列車案内になっています。
インバウンドか新幹線開業記念からか、特急サンダーバードの
指定席が満席で京都から乗り込みましたが、次の停車駅は
終着の敦賀です。
車輌座席のポケットに敦賀駅での新幹線乗り換え案内が
備え付けられています。
新しい特急専用ホームに着いたサンダーバード号。
駅名標、敦賀の先の次駅表示が無いのが寂しいです。
特急専用ホームから従来のホームを眺めたところ、特急車両が
留め置きされていました。
満員のお客さんが階段をのぼり、新幹線乗り換えコンコースへ
9号車から下車して、すぐの階段をのぼり、コンコースに立ったところ
新幹線乗り換えの改札は遙か前方。第一印象は遠いなと。
新幹線ホームに行こうと思いましたが、入場券が別途いるのと
改札外で入場券を買い求める列が相当長くなっているのが見えたので
開業当日ですが新幹線ホームは上がれませんでした。
見学用の入場券を持つ方専用の通路が開放されていました。
敦賀駅前や周辺で開催されている開業記念イベントを見に行きたかったので
今日は見学せずに駅の外へ。
敦賀駅に来るのは、2023年の開業一年前のプレイベントの時以来。
2023年の地下道通路にあった案内。
2024年3月16日
駅改札も混雑していましたが、なんとか抜け出して
駅舎の外へ。
2023年
駅舎のポスターも変わりました。
駅横の待合室にあったカウントダウンボード
当日朝に発刊されていた新聞号外
2023年の開業1年前プレイベントのときよりも盛大に、駅前の通りが
通行止めにして、ブースもたくさんのイベント会場になっていました。
イベントのパンフレットを見ていると、郵便局で記念切手シートを販売
されていると知ったので、イベント会場を見ながら郵便局まで向かいました。
ちょうど訪れた時に職員さんに案内して頂いたので、
郵便局でも記念印のイベントが行われていることを知りましたので
切手を買い求めて記念印も頂いてきました。
郵便局まで来ていたら、お向かいが敦賀気比神宮でした。
御朱印帳を持ってきていたら、お参りしたのですが、この日は
持参するのを忘れていて、またの機会にお参りしたいと思います。
駅から続く商店街でいろいろなお店が新幹線開業記念のイベントを
行っていて、見かけた果物店でイチゴの試食をしたのがきっかけで
紅白のイチゴを買ってきました。
プレイベントのときは駅前で開催されていた鉄道関係のイベントが
今回は少し離れた会場(ホール)で開催されていましたので立ち寄ってきました。
商店街で見かけたポスターや幟を撮影出来ました。
サンダーバード号お別れ記念グッズなど、ここでいくつか買い求める事が
出来ました。
敦賀駅まで戻ってきました。
駅で販売するような記念グッズは出かけるのが遅かったので
ほとんどが完売していました。
駅のコンビニなどで見かけた幟だけを眺めていました。
羽二重餅などお土産を買って、お店で開業記念の紙袋に入れてもらえました。
夕食用にと買ってきた敦賀駅のお弁当。
往路は特急サンダーバードでしたが、帰りは普通列車にて。
ハピらいんふくいの列車を見ておきました。
同じ形式だけど製造年度で形状が変わり、JRに残った方と
ハピらいんふくいに移籍した車輌
関西方面からは敦賀で切れてしまうという感じの印象が強かった
今回の北陸新幹線敦賀延伸開業ですが、敦賀駅周辺では
そんなことは一切感じさせない、お祝いにあふれていました。
お祝いにあふれる敦賀駅を後に、普通、普通と乗り継いで
湖西線からびわ湖を眺めて帰りました。
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