113系5300番台さよなら展示 京都鉄道博物館
2024年5月16日から21日にかけて
福知山地区で活躍して113系5300番台車輌の惜別展示が
京都鉄道博物館で行われていました。
引退する車輌の惜別展示が恒例となっている京都鉄道博物館。
営業中の姿を見る機会がほとんど無かったのですが、改造中の写真を撮って
いたこともあって出かける事にしました。
よろしければ続きをどうぞ
今回の展示車両113系5300番台 S5編成は
クモハ112ー5305+クモハ113-5305の2両編成。
京都鉄道博物館の展示車両の解説パネルを見ます。
抜粋
改造前の車輌はモハ112/113-332とあります。
X(Twitter)で以前に投稿していたポストがこの惜別記念展示の発表が
あったあと、数年ぶりにリポストされたりして何ごと?と思っていたら
高校生の頃に鷹取工場の一般公開へ出かけたときに撮った写真が
このS5編成へなる改造途中の記録でした。
このときは、大和路快速での活躍の場を221系に譲り
奈良/桜井・和歌山線で活躍していたのも終焉を迎えた113系赤帯車が
こんな用途になっているのかと悲しい思いをした記憶しか無かったです。
解説パネルによれば、改造されたのは1995年。
それから過ぎた年月。2024年の5月に惜別記念として再び出会えるとは
思っても見なかったことです。もしかしたら気がつかないままだったかも
知れません。
博物館での展示では隣に117系電車が留め置きされているので
鷹取工場の一般公開で見た時と同じようには撮影出来なかったですが
それでも面影を探して
GSと記載された床下機器を見つけて。
外から見えていた車内のロングシートも。
先頭車の運転台を接合したところ
1995年の改造後、1996年の山陰線の園部~福知山間電化開業から活躍を
始めた113系5300番台車輌。
ワンマン対応車輌として普通の113系とは識別するために細い白帯が
入っていました。辛うじてかわずかに京都駅に停泊中の姿を撮影していました。
これが最初で最後の機会でした。
この日は京都駅でタンゴディスカバリー号の新車展示会が行われていました。
113系5300番台のS5編成に戻って。
車内展示も行われていましたので見学しました。
固定式クロスシートは変わらず、登場時ままでした。
運転台。鷹取工場の一般公開でみた113系赤帯車のもののままかどうか。
中間車に先頭車の運転台を接合した車輌でしかも
ワンマン対応車輌として、ドアを移設しているので窓配置が独特な物に
なっていました。その部位を車内から見ました。
ワンマン対応車輌のドア表示
反対側の先頭車部を見に行きます。
こちらの表示は「東舞鶴」
反対側は「ワンマン京都」でした。
国鉄時代から車輌が永く活躍していた京都地区も113系117系が湖西線/草津線から
一気に撤退し、同年代の車輌が引退して寂しくなってきました。
最後にこんな機会があって良かったと思った惜別記念展示でした。
この展示からしばらくしてJR西日本から懐鉄第3弾として
113系福知山色の復刻車輌の登場が予告発表されました。
福知山線電化開業時に登場した塗装。
カメラを持ち出したときにはあまり走っていなくて、唯一撮影
出来たのがこの2枚
この黄色に青帯の113系が5300番台車輌で復刻されるとあって
中学生の時に撮ったこの2枚の記録を上書きしようと、会いに行ってみたいと
思います。
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